2012年06月26日のエントリー

また、飲酒運転事故で警察官が逮捕

2012年06月26日 · コメント(0) · 未分類

まったくですよねぇ、今度は鹿野島県西署交通課課長代理の48歳警部補(報道では実名されています)が6月26日、飲酒運転をして自損事故を起こし現行犯逮捕されたという報道です。交通課課長代理ですよ、小学校などで交通事故防止啓発活動や飲酒取締りを実施する司法機関における現場の責任者の立場にある方が、簡単にビールジョッキ5杯、焼酎5杯を飲んだ後で車を運転するんですから、つくづく職務倫理など検討する前に、社会人としての資質を身に着けて欲しいと思います。
重大な飲酒、無免許事故が多発して、被害者当事者やその支援者、一般の方々が、このような悪質危険違反を伴う事故の撲滅と厳罰化を訴え、様々な活動を繰り広げている時に、本当に同情も理解も全く示せません。
私の下にはまだ警務部長や監察官のコメントが流れてきませんが、責任ある各級幹部はどのような対策を講じてきたのでしょう?過去の事例、経験をどのように他山の石として受け止め、具体的にどのようなことをしてきたのか、丁寧に説明してもらいたいと思います。

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警察車両との交通事故

2012年06月25日 · コメント(0) · 未分類

このところ出張続きでブログの更新がおろそかになっていました。その間に警察車両が関係する交通事故が数件発生していたニューす報道が入っておりました。
6月9日、津南署の覆面パトカーが一時停止標識の見落としが原因ということで交差道路を運転していた軽自動車の女性に怪我をさせたという人身事故。
6月12日、南大津署のパトカーが赤色灯をつけ、サイレンを鳴らして緊急走行し赤信号交差点に進入したところ、青信号で交差点に進行してきた男性の貨物自動車と衝突し、貨物自動車運転手が怪我をした人身事故。
6月15日、養老署の覆面パトカーが赤色灯をつけ、サイレンを鳴らして緊急走行し赤信号交差点に進入したところ、青信号で左から交差点に進行してきた女性が怪我をした人身事故。
それぞれの当事者の方には細心の注意を払って事後の対応を取って欲しいと願います。
愛媛白バイ事件の判決を代用するなら、どんなことがあってお一般車両は緊急自動車に進路を譲らないと、たとえ刑事事件が無罪であっても、民事では損害賠償の責任を負えという結果になってしまうからです。
ところで、事件事故現場に臨場する緊急自動車がその途中で事故を起こしたらなんの目的も果たせなくなるんですよね。
私が取締り業務をしていた時にはよく違反者に「40km/hの一般道路を60km/hで走行しても目的地に到着する時間は1分と違いないから、慌てないで、落ち着いて運転しましょう」と声掛けしておりました。
緊急自動車も交差点の手前では徐行して完全に交差点内が安全である、と確認する行為をしたって目的地い到着する時間は何秒と違いはないと思います。緊急自動車は安全確認義務まで免除されているとは到底思えません。
繰り返しますが、当事者の方のより慎重な対応を期待します。

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ブログの趣旨とはずれますが・・・

2012年06月25日 · コメント(0) · 未分類

先日、南三陸、気仙沼、陸前高田と津波で消えた町を訪ねました。全国のみなさん、ほんとにショックですよ。言葉がありません。もう1年以上が経っているのに、現地はまだまだ復興を進める基盤さえできておりません。
下水網が完備されなければ工場も住宅も建てられず、何が課題なのかさえ分からなくなります。

瓦礫の山、もともと写真というものは伝えたいことの1000分の1も写し込めなくて、どうやったらこの景色を全部表現できるだろう?と悩んだ経験をお持ちかと思います。この瓦礫の山も、1000分の1なんていう程度の状況ではありません。

人の作った人工物など、自然の猛威にはあとかたもないことを学びました。
これほど人工物が無力だと気付かされたのに、なぜ防波堤を築いて町を守ろうという発想になるのか、考えさせられました。
原発再稼働問題も全く私の専門外の話しで、コメントすらできる立場ではありませんでした。でも、この自然の猛威に対してどのように原発が一定の安全性が確認できているのか、聞きたいです。

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交通事故再現調査のアイテム

2012年06月15日 · コメント(0) · 未分類

新車購入しました。交通事故の再現では3D的な視点が欠かせませんが、頭の中だけでのイメージでは大きな間違いを犯してしまうものです。それで私の場合は、ミニチュアが必需品です。これまでにも依頼者の方からトラックの模型を届けてもらったり、タイヤのみを購入したりして、イメージをより具体的に表現し事故再現の一手法としていました。
昨夜外食の後、大手スーパーに入っているおもちゃ売り場に行ったところ、どうしても欲しかった1/38スクーターを発見し、迷わず購入しました。対象年齢3才以上ですので、私にも十分扱える品物で早速開封しイメージ通りの角度をもたせたところ、MADE IN VERNAMのようですがイメージ効率は飛躍的にアップしました。
もともと私は白バイ乗務歴があり二輪の特性は人一倍わかっているのですが、この私の体が覚えている二輪の走行感覚、限界点に達して転倒する際の感覚などを弁護士、裁判官に伝えることはとても難しく表現方法を悩んでいましたが、なんとなく、本当にまだなんとなくですが、わかりやすい伝え方が閃いてきたようです。

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交通死亡事故抑止目標数~命のおもみ

2012年06月13日 · コメント(0) · 未分類

最近、愛媛白バイ事件、高知白バイ事件の二つの事件への関心を強めていたせいでしょうか。日々の事件事故に関しても両県警の報道発表に注目しております。そのような中で先月24日、愛媛県警本部勤務の巡査部長が前方不注視により横断歩道を歩行中の女性を軽自動車で跳ね重傷を負わせ自動車運転過失傷害容疑で書類送致する予定という報道が目に留まりました。当然より崇高な使命と職業倫理の実践を求められている警察官にとって、前方不注視によって横断歩行者を跳ね飛ばした行為は許されないと思います。しかし、警察官であっても全能完全なわけではなく、このような事故は起こしてしまったのなら、適正な捜査によって処理されるのであればやむを得ないと思います。私がこの報道の中で注目したのは、警察官の交通事故ではありません。この事故についての県警本部長のコメントです。どうやら愛媛県警は本年の年間交通死亡事故死者数を60人未満と決めて「アンダー60」という標語を定めているようです。そして本部長は「アンダー60」の達成に全力を尽くします」というコメントを出しているのです。交通事故死者数の抑止目標は国の方針で、それに基づき各都道府県でも交通事故死者数の抑止目標は定められています。しかし、どうして「0」を目標にしないのでしょうか?それは無理な目標だから?だから最初から「0」は目標とせず、許容人数を示しているのでしょうか?今年は60人の命は県警として許容範囲の人数と考えておられるのでしょうか。人の生命、身体、財産の保護に任じる崇高な使命は、交通事故だけで年間60人の命は許される命の犠牲というものなのでしょうか。確かに組織の上に立つ者として、管理する者の立場として、数値管理が必要であることは十分理解できます。しかし、不意に訪れる人の死については、目標は「0」を掲げ、死亡事故「0」の達成に全力を尽くす、とういうコメントであって欲しかったと思いました。それこそが崇高な使命だと思います。
今日現在、愛媛県の交通死亡事故死者数が何人なのかわかりません。少なくても、今日まで交通事故を含め、事件事故でお亡くなりになられた方々の尊い命は、許容範囲だから許されるというものではありません。

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福岡県での交通事故調査

2012年06月12日 · コメント(0) · 未分類

福岡県に交通事故調査で降り立ちました。至極単純な交通事故が、思いもよらない方向へ、どんどん流されていくのですから、やはり交通事故処理は捜査機関任せだと危険な側面をもっていると思います。そして、まさか、そんなはずあるわけがない、と信じ切っていたことが、理不尽な交通事故処理の当事者になって初めて気付き、恐ろしさを思い知らされるのです。
現職中に私が感じたことですが、多少複雑な事件事故でも、真実であるならスッキリ矛盾なく捜査の着手から終結まで進むものです。捜査の着手や、事件発生時から、どうもスッキリしない、どこかおかしい、と感じる事件事故は真実から外れたところで処理が進められているものです。まして事件事故の直接当事者となっているご自身が、おかしい、と疑問に感じる点は追及してみるべきだと思います。確かに事故証明書の発給を受けて保険で対応すれば、どんな理不尽な事件事故も、いたって簡単に終結を迎えることができるのですが、それは被疑者・被告人とう不名誉な称号を晴らす機会までも失うことを意味してます。

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愛媛白バイ事件の交通事故調査

2012年06月12日 · コメント(0) · 未分類

6月8日、9日にかねてから個人的に大変関心を持っていた愛媛県松山市の白バイ事件の実態調査を行ってきました。一通り捜査書類と裁判資料を拝見させていただき、交通事故鑑定がいかに難しいものであるか、再認識してまいりました。全く交通事故調査というものについて知らなかった母親が、ご自身で不慣れた書類を作り我が子の非行無し(無罪)処分を勝ち取る術は、自然な現象を自然のままに、何事も作らず、市民が見たありのままの状況を積み重ねたもので、多くの捜査員や民間鑑定人の方々の手本となるものだと感じました。
理不尽な民事判決について、もうしばらくこの事件にかかわっていきたいと思います。

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交通事故の背後責任とは?

2012年06月05日 · コメント(0) · 未分類

無免許運転で重大な交通事故の結果が発生すると、徹底した捜査(調査)により背後責任を追及する、という言葉がコメントとしてでてきます。さて、ここで背後責任とは何を意味するのでしょうか?簡単に解釈すれば、一般的に無免許の者がどのような経過を辿って車を運転し交通事故に至ったのか、ということを明らかにすることだと思います。飲酒運転の背後責任という場合もほぼ同義に受け取って間違いないと思います。また、交通事故という結果の発生が生じなかった場合にも、単純無免許運転や飲酒運転の背後責任を追及することもあります。通常一般的に考えられている無免許運転の背後責任というと、誰が車を無免許の者に貸し与えたのか?という点に関心が集中しがちです。ところが一般に知れ渡っている以上に、背後責任の追及は奥が深いものなのです。
具体的には①車両貸与、②運転指示、③運転依頼、④運転指導、⑤運転交替、⑥見張りなどの態様があります。それぞれの態様は読んで字のごとくですが、当然、犯行が既遂となる日時場所の特定は異なり、犯行を裏付ける実況見分や聞き取りなど着眼点が大きく異なってきます。また、背後責任を追及する上で、さらに難しくするのが、このような態様には、全て幇助犯であるのか教唆犯であるのかを擬律しなければなりません。いずれの場合も、無免許運転の者が、もともと無免許運転をしようとしていたのか、無免許運転をする意思のなかった者に犯意を起こさせたかを慎重に判断しなければならず、これらは当事者しか知らないことを供述のみに頼って擬律判断をしなければならず、極めて困難な作業となることがわかると思います。無免許運転の実行者が、もともと無免許運転をしようと考えていたのか、あるいは無免許運転する意思なんてなかったのに教唆されて無免許運転の犯意が初めて生じたなどは、完全に内面的な心情によるもので物的な証拠はありません。まして先輩後輩の上下関係に敏感で精神的に未熟な少年などではよほど慎重に捜査を遂行しなければ事案の真相究明、すなわち背後責任で真に責任を負うべき者の所在が誤ってしまう危険があるのです。いかなる交通事故鑑定でも解析できる分野ではなく、無免許運転や飲酒運転が交通事故の当事者となっている方がこのブログをお読みになる機会があるのなら、参考になされてください。不自然さは捜査書類の中に求めなければなりません。

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酒気帯び運転で交通課警部補を現行犯逮捕

2012年06月04日 · コメント(0) · 未分類

まったくどうなってしまったんでしょう?熊本県警多良木署の55歳警部補が出勤途中に信号待ち中のタクシーい追突し、酒気帯び運転が発覚して現行犯逮捕されたという報道がありました。前日の午後9時までにワインを飲み終えているということで、二日酔いの疑いであるが、午後9時に飲み終え、事故発覚が午前8時5分ころということで、呼気1リットルにつき0.63ミリグラムのアルコールが検出されたということです。これまでの経験から0.63という数値は二日酔いの言い訳が通らない程度の量で、確かに個人差があるものの、前日の午後9時に飲み終えた、という供述には疑問があります。
報道をどこまで信じていいのかわかりませんが、この交通事故については、事故が発生して現場臨場した警察官が酒臭に気付き、警察署で飲酒検査をした結果、0.63という数値を確認して酒気帯び運転の道路交通法違反で現行犯逮捕した、という流れで記載されていますが、果たしてそのような現行犯逮捕というものがあるのでしょうか?酒酔い運転で事故現場で現行犯逮捕したとか、酒臭がしたため、現場で飲酒検知して準現行犯逮捕というのであれば手続き的には理解できるのですが、事故現場から警察署まで任意同行した後に飲酒検知して歩行能力、言語態度など総合的に判断して道路交通法(酒気帯び運転)違反被疑者と認め現行犯逮捕したというのであれば、まったく犯罪の現行性が失われてからの逮捕手続きになってしまいます。
酒気帯び運転(呼気1リットルにつき0.15ミリグラム以上のアルコールを身体に保有)の現行犯逮捕というものは、参考書によっては理論上有り得ない逮捕手続き、と記載しているものもあります。この理論は単なる学説による違いではなく、ブログという文字で説明できるほど私には文才がありません。詳しくお知りになりたいかたは、メールでお問い合わせください。折り返しご連絡いたします。同様にまったくの無免許運転の現行犯逮捕というのも疑問がある逮捕手続きなのです。「えー、何で?」となってしまいますよね、この説明もややこしいです。
いずれにしても飲酒、無免許運転などはどんな理由でも許されるはずはありません。絶対にやってはダメだ、とわかっているのに繰り返し発生するのですから、やはり警察官も不完全なもので万能ではないのです。本当に残念な行為です。

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京都亀岡市の交通事故~無免許の運転技能

2012年06月04日 · コメント(0) · 未分類

遺族の思いはと裏腹に、本件については自動車運転過失致死傷罪で捜査が進み送致されています。罪刑法定主義の立場で危険運転致死傷罪の構成要件を厳密に解釈した結果だと思います。ここでは危険運転致死傷罪の態様の一つである「進行を制御する技能を有しない走行」と無免許運転(一度も免許を取得したことがない、全くの無免許を想定)の関係について考えてみたいと思います。「進行を制御する技能」という言葉が難しく、全くの無免許の者が交通事故を起こすことなく常習的に無免許運転を繰り返したり、運転開始から何時間も事故を起こさず道路を曲がったり、信号で停止したりすると、一応は一定の運転技能を有している、と判断できることになってしまうのです。いわゆる自動車の三要素と言われている「走る」「曲がる」「止まる」の繰り返しができていると認められ運転技能を有しているという解釈なのかもしれません。
しかしそれでは運転免許制度の意味がありません。そもそも自動車の運転という行為は、一般人が自由勝手気ままに行うと他人に対して大変危険を生じさせることとなるため、一般には禁止して、運転免許試験に合格した一定の者に限って禁止を解除し適法に運転させるもので、行政法上の許可が運転免許の意義だと思います。そのため運転免許の欠格事由、運転免許の拒否保留、受験資格を定めた上で、運転免許試験を実施しています。この運転免許試験は運転免許証を取得したことがあるみなさんならお分かりのとおり、①自動車の運転に必要な適正、②自動車の運転に必要な技能(場内試験・路上試験)、③自動車の運転について必要な知識の各試験、検査があり、すべて一定の基準を満たして初めて運転免許試験合格となるものです。さらに免許証が交付される場合でも道路における危険を防止したり、その他の安全を図るために必要がある場合には身体の状態や技能に応じて運転車両を限定するなどの条件を付して交付されているものです。このような運転免許制度の意義、目的に照らすと京都亀岡市の死傷事故被疑少年のように、事故を起こさず長時間運転行為をしていた、無免許であっても常習的な運転行為が確認された、という場合であっても、それは単に、「走る」「曲がる」「止まる」という行為の繰り返しができたという技能であって、他者(車)の関わりの中では運転適性も運転に必要な知識についても総合的に判断すれば安全に自動車の進行を制御する技能は有していなかった、と言うべきではないかと思います。安易に自動車の運転ができるものと軽信して常習的に無免許運転を繰り返せば、少なくても道路における危険とその他交通の正常な安全は著しく害されるのは当然だと思います。
京都亀岡市の交通事故遺族の皆様、お体に気お付けて頑張ってください。

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