2013年12月31日のエントリー

県警の組織体質・捜査でも同様

2013年12月31日 · コメントは受け付けていません。 · 未分類

仙台中央警察署留置場からドイツ人被疑者が警察官の隙をついて逃走した事件について、宮城県警警務部監察課は現場の警察官を処分した。
地元の河北新報の記事によれば、この処分についても県民は「身内をかばう体質があるのではないかと疑う」とか「県民を危険にさらしたことを自覚してほしい」など「処分結果が甘い」と批判が上がっている。
私はそれにもまして、ドイツ人容疑者逃走中に当時の大河原警察署長が有給休暇をとってゴルフをしていた問題で、大河原警察署副署長が
「署長は官舎で休んでいる」と虚偽の報告を県警本部にするように部下に指示していた事実である。
大河原警察署副署長は、署長がゴルフをしているのを知っているのに、あえて「官舎で休んでいる」と嘘をつくように部下署員に指示命令したのである。
大河原警察署副署長は、「署長からの指示ではなく、(署長を)かばうために部下に嘘をつくように指示した」と説明した。
これは県警の悪しき組織体質で、また、このような虚偽を思いつく幹部警察官に対しての処分は所属長訓戒の極めて軽い処分で済ませられている。
さらに、指示を受けた部下職員も、それに従っているのだ。
このよな組織的虚偽癖がいまだに平然と敢行されているうちは
まだまだ事件捜査でも虚偽報告が蔓延化している疑念が残る。
忘れてはならない、虚偽報告をしているのは社会の定規(ものさし)として
法令違反を取り締まる警察官自身なのである。
厳しいかもしれないが、制服を着ていながら職務に関する虚偽報告者は
社会が許してはいけないもので、組織から速やかに追放されるべきであると思う。
そうしなければ警察官を信用できなくる社会がますます続くように感じる。
もう、保身、組織防衛を理由に虚偽報告はいい加減止めるべきである。

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駐車場での飲酒運転事故捜査・適正捜査

2013年12月30日 · コメントは受け付けていません。 · 未分類

少し古いニュースだが平成25年11月24日、宇都宮中央警察署の駐車場で酒に酔ってタクシーを暴走させたとして道路交通法(酒酔い運転)と窃盗の容疑で43歳会社員が警察官に現行犯逮捕される事件が発生しました。
事件の概要は、43歳男性がタクシー内で泥酔して寝込み、困った運転手が宇都宮中央警察署に相談に行ったのです。運転手がエンジンをかけたままタクシーを離れ警察署に入った隙に男はタクシーを運転、駐車場内にとめてあった
乗用車は柱に衝突する自損の交通事故を起こしたものです。
この事件について男は酒酔い運転の現行犯で逮捕されたのです。
警察署の駐車場内で飲酒運転したのだから現行犯逮捕されても当然と思われがちです。
しかし12月18日、宇都宮地方検察庁はこの男を不起訴処分としました。
警察署であっても駐車場は公道ではないので、道路交通法は適用にならないという判断です。
多くのマスコミやニュースを見ていると、「酒に酔ってタクシー暴走させても不起訴、宇都宮地検」などの標題で、あたかも検察官に正義を貫く意欲が無いような捉え方で報道しております。
私は、飲酒運転を容認するつもりなど全くありません。飲酒運転はどんな理由があろうとも絶対に許されるものではありません。
しかし、この事件については男を道路交通法違反容疑で現行犯逮捕した宇都宮中央署警察官の処理が極めて危険な行為だと思います。
警察署のような囲繞(門扉や塀などで周囲を囲まれている)された駐車場内では、どんなに法令を解釈しても道路交通法は適用になりません。これは警察官であれば交通法令違反を取締る「いろはのい」であり
最も基本的なことです。
道路交通法の目的は「道路における交通の安全と円滑を確保すること」ですから道路性が失われている私有地、駐車場などは無免許運転も飲酒運転も適用することはできないのです。
繰り返しますが私は決して飲酒運転を容認しているものではありません。
私が大変恐れているのは、このような基本的な道路交通法の適用条件を警察官は当然熟知しているはずであるのに、
駐車場内での飲酒運転は道路交通法が適用にならないと知っていながら、警察官は道路交通法を適用して男を現行犯逮捕した捜査処理方法です。
罪刑法定主義、法治国家において法令違反にならない行為を、警察官が人の身柄を逮捕して拘束することが当然のごとく行われたら
それは飲酒運転と同様に、大変危険で恐ろしい、許されない行為です。
男を逮捕した警察官、その警察官の逮捕行為を審査した上級幹部、事件を送致した警察署長など
当然、このようなことを吟味したはずで
逮捕されるには、報道では明らかにされている逮捕されるなりの他の理由があったのかもしれません。
しかし、道路交通法違反容疑で現行犯逮捕した判断の正当性は当然弁明すべきと感じます。
もちろん、この事件で公道から駐車場に入って来る状況を警察官が見ていたのなら、公道を走行していた時点を捉えて現行犯逮捕は当然できます。

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交通事故事故調査 、自転車

2013年12月22日 · コメントは受け付けていません。 · 未分類

自転車の通行ルールが変わった。
私も詳細を勉強中である。
私は交通指導取締りに従事していた経歴を有しているが、今回の法律改正のポイントである
路側帯と外側線の区別が瞬時に思い浮かべない。
二つは似ているが法令上は区別されている。
この難しい解釈を今後どうやって国民に浸透させて行くのだろう。
そんなことを考えながら次の事故現場の調整をしている。
誰かに教えてもらいたい。

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自転車道の交通事故調査

2013年12月22日 · コメントは受け付けていません。 · 未分類

交通事故調査を行ったご遺族の一周忌法要に臨席させていただいた。その帰り道、JR藤沢駅北口で歩道と自転車道、車道が完全分離されている区間を利用した。このくらい明確に区分されていると大変分かりやすい。
さて、このように分離された自転車道で歩行者が自転車に跳ねられる交通事故が発生したら
歩行者の責任がやはり重くなるのだろうか?
現在自転車が関連した交通事故の調査を行っているが関心ごとの一つだ。
交通事故調査は違法性や責任の度合を調査するものではなく、事故の態様を正しく検証することだが
発生場所は事故の態様に大きな影響を与えているし、刑事、民事ともに
どう評価されているか気になる。
そもそも、全ての道路交通施設は道路交通の安全と円滑を目的に成されているのだが
それを民事賠償の責任度合の主たる参考に用いることは個人的な疑問を感じる。
やはり交通事故調査は客観的事実の追求に専念し責任賠償は弁護士に一任するのが正しいと思う。

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交通事故調査・今年1年のニュース

2013年12月19日 · コメントは受け付けていません。 · 未分類

全国的に交通死亡事故が減少傾向にある中、2013年宮城県では交通死亡事故が多発しました。
この1年を振り返って2013年交通死亡事故急増のウラにある意識として仙台放送局ニュースで佐々木尋貴のコメントが放映されました。
宮城県警の分析によれば、復興が進むにつれ大型車両の県内流入が増加したことが死亡事故多発の要因になっているということですが、
私はその分析結果がよく理解できませんでした。
同じニュースの中で宮城県警交通企画課のコメントも放映されており、その中では
運転手の気の緩みが事故に直結する危険なことと解説しておりました。
私も復興に伴う交通量の増加といったことよりも、運転手の気の緩みの方が
より現実的な事故原因ではないかと思います。
私の事務所近辺は復興にほとんど無関係な地域ですが、それでも私が知る限りにおいては4件の死亡事故が発生しております。
交通自暴事故の増減はバイオリズム曲線に似た変化があります。
警察の取締り方法や関係団体の事故防止取組に毎年何ら変化がないのに
死亡事故は増減を繰り返しているのです。
被害者・遺族を作らない社会を目指そうとする時、交通取締りの強化や刑事罰の強化といった刑事司法に手段を求めても
無理なことだと20年以上警察行政に関わってきてつくづく感じます。

道路を利用するすべての人が、それぞれの立場で安全意識を高め、気の緩みを
払拭することが究極の交通事故防止だと感じます。
交通事故調査を行っているとまさに運転手の気の緩みが原因という交通事故によく遭遇します。

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警察官の酒気帯び運転

2013年12月14日 · コメントは受け付けていません。 · 未分類

岩手県警は平成25年12月11日夜間、酒気帯び運転の事実で岩手県警警備部機動隊勤務の36歳警部補を現行犯逮捕したことを発表した。
警部補に対する逮捕容疑は10日午後10時50分ころ、盛岡市内の道路を焼酎水割りなどを飲酒した後、入浴施設に向かうために自家用車を運転した。
その途中、積雪した路面のカーブでスリップし、市営アパートのフェンスを突き破り駐車場に止めてあった車両に衝突する事故を起こしたというものである。
飲酒運転に対する認識が本当に低いと言わざるを得ない。
交通事故被害者遺族の自助グループなどが
必死に飲酒無免許運転の絶無を願って行動している実情にあるのに
警察官の信頼を失墜させる大きな要因である。
今年は岩手県警の犯罪支援対策室の警察官ともわずかだが
話をする機会があり、彼らの被害者支援に対する活動を見て素晴らしいという感想を抱いていただけに
残念でならない。
岩手県警では12月11日に失効無免許でパトカーを運転した警察官が摘発されたばかりで
今や交通法令違反に関しては一般人レベルと同等に規範意識が低下しているのかもしれない。

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失効無免許でパトカー運転

2013年12月13日 · コメントは受け付けていません。 · 未分類

岩手県警は平成25年8月9日午後8時ころ、運転免許の有効期限が切れているのに、パトカーを運転していたという容疑で駐在所勤務の25歳巡査を書類送検するとともに懲戒戒告処分としたことを発表した。
巡査は11日付けで依願退職。
この巡査は8月5日に有効期限切れで、前日の8月4日に免許更新に行ったが受付時間に間に合わず更新手続きができなかった。
そのまま更新手続きを怠り8月20日に運転免許の再取得をするまでの15日間、十数回にわたりパトカーや自家用車を無免許運転したというものである。
このような話を聞くと本当に残念である。
最低限の免許制度でルールである。せめて警察官はその最低限の制度を頑なに守り通してほしい。
この事件を受けて岩手県警は再発防止策として全職員の免許更新日を把握し、期限が近づいた際には注意を促すとしているが
私が宮城県警察在職中にも、定期的に免許証の有効期限の点検が行われていた。
規律に厳格であるべき警察組織であっても、このような対策を講じなければ
免許制度を維持することが困難であるほどまでに規範意識が低下しているとは思いたくない。

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