2014年09月25日のエントリー

交通事故調査・鑑定の基本理念

2014年09月25日 · コメントは受け付けていません。 · 未分類

当社は交通事故の当事者となって苦しんでいる方のお力になりたい、常にそう考えております。
しかし、この理念は決して被害者有利の鑑定書を作成することではありません。
当社はいかなる場合でも絶対に御用鑑定には陥りません。
依頼人や弁護士の求めている訴訟方針が当社の理念に一致しない時には鑑定を進めることはしません。
もちろんその段階で全ての作業は打ち切ります。
しかし、当事者の主張が真実でありその真実を弁護人も含めて他に誰も後押ししてくれないなら
当社は当事者の主張が真実であることを証明する鑑定書や報告書を作成します。
今回はそのような当社の思い、理念が月刊誌9月号で取り上げられています。
交通事故調査会社としての存在意義はそこにあると考えてます。

[続きを読む →]

タグ :

専門家の意見を取り入れる交通事故調査の姿勢

2014年09月24日 · コメントは受け付けていません。 · 未分類

現実に事件は発生しているのに、立件されない交通轢き逃げ死亡事故というものがある。犯人が現場を立ち去り、後日轢き逃げ事故の事実で裁判官から逮捕状が発付されているのに、裁判にはかけられない、こんな理不尽な事件が度々発生している。
このような事件結末を迎えたご遺族の無念さや苦悩は計り知れない。
打開策を求めこの1週間、悩みに悩み抜いた。
今日は、昨年炎天下の宮崎県で法医鑑定のご協力をいただいた押田茂實先生のもとを訪ねた。
押田先生は日本の犯罪史に残る数々の鑑定を行っておられる法医学者で、当社の鑑定書、報告書のスタイルも先生の鑑定に対する信念に大きな影響を受けている。
そして今日も自分がやるべきことの方向性についてご助言をいただいた。
なるほど、見えてきた。
http://jikochosa.co.jp/blog/?p=1161
A3用紙数枚にびっしりと埋め尽くされた先生の見解、判断根拠資料。
これらは極めて高度に専門性を有する法医学を、素人の私が十分理解できるように記されている。
よくわかる。
これから仙台に戻りまとめに取り掛かろう。今夜は徹夜になりそうだ。
押田先生、お忙しい中ありがとうございました。

[続きを読む →]

タグ :

交通事故調査から支援します

2014年09月22日 · コメントは受け付けていません。 · 未分類

交通事故を解決するためには多くの専門家の知識と技術が必要になります。
法令、法医、医療、自動車整備など、これらは必要な専門性の一例にすぎません。
日本交通事故調査機構は多くの専門分野の中で、交通事故の調査、鑑定部門から交通事故当事者を支援していきたいと考えています。
先般、当社佐々木尋貴がNPO法人交通事故と労災をサポートする会日本(通称ジコサポ日本)が認定している交通事故専門士資格において「上級インストラクター交通事故専門士」の認定を受けました。
まだまだ勉強しなければならない分野も数多くありますが交通事故に遭遇して苦しんでいる方々の力になりたいと思います。
また、さらに重要な役割があります。
定期的な講習会などの場を通じて多くの方々に交通事故を取り巻く社会に関して正しい知識の普及に努めていくことです。
御用鑑定人や怪しげな経歴の鑑定人の多さに驚き、それに反論できない弁護士の多さに驚きの連続でした。
純粋に真実を究明しようとする者たちによって交通事故の処理が完結する日が訪れることを願って頑張ろうと思います。

[続きを読む →]

タグ :

下松市での交通事故調査

2014年09月15日 · コメントは受け付けていません。 · 未分類

9月2日は山口市内で起きたの交通死亡事故の現地調査をしたばかりだ。
http://jikochosa.co.jp/blog/?p=1312
9月13日は下松市で発生した交通死亡事故調査を行ってる。

(写真は友人が現地調査時の様子を撮影したものです)
日中、明るいうちに約4時間、仮想事故現場を作り徹底した事故車の見分を行い交通事故の発生状況を確認した。
かなり大がかりな実験だったが今回も防府市在住の友人や多くの法曹関係者の協力をいただき素晴らしい実験結果を得ることができた。
この実験結果を踏まえて、事故発生同時間帯の現地調査に挑むと4年前に起きた出来事が手に取るように見えてくる。

私は白バイ乗りの経歴があり実務訓練で体得したバイクの性能はきっとどの法曹関係者より、どの鑑定調査員より詳しく知っている。今回の調査では同型バイクを使用して現場の道路を何回も走行することで亡くなられた被害者が最後に見た風景が分かった。
必死に衝突から逃れようとした被害者の精一杯の努力が痕跡になって残されていることを確証した。
初期捜査段階でこの実験ができていればと悔やまれる。
約20年、交通捜査に従事した私でも実況見分調書の図面では事故の状況が理解できないことがある。
それを裁判官が、検察官が、弁護士が公判提出された書類を机上で見ただけで正確に理解できるはずがない。
それほど実況見分調書の図面を見ることは難しい。その中には必要な多くの理由が存在しているのだ。
大学教授や保険会社アジャスター、研究施設研究員などが実況見分調書の適否を論じる鑑定書というものを度々目にするが、現場にある様々な事象を前提に作成された実況見分調書を机上で審査し、その適否を論じるのは極めて危険なことである。
刑事裁判であれ民事裁判であれ交通事故の発生メカニズムに疎い法曹関係者が、机上で審査された鑑定書をもとに実況見分調書上の事故について論争することは真相を歪める原因になる。
今回はそんなことを痛感した調査だった。

[続きを読む →]

タグ :

交通事故被害者の実態を理解してもらうために

2014年09月12日 · コメントは受け付けていません。 · 未分類

交通事故被害者遺族が抱える苦悩、悲しみは千差万別で、誰かが全ての交通事故被害者、遺族の実態を代弁するということはできないと思います。
しかし、それは被害者、遺族として最も世に訴えたいことの順位が多少異なるのみで、多かれ少なかれみな感じ取っていたことではないかと思います。
平成26年9月11日、公益社団法人全日本トラック協会青年部会東北ブロック大会の場で「被害者の視点から見た交通事故」をテーマに約80分ほど講演させていただく機会がありました。
東北六県トラック協会青年部会会長ほか皆様には大変感謝しております。ありがとうございました。
会場には国交省東北運輸局宮城運輸支局長、同首席運輸企画専門官、全日本トラック協会参与様も来場しており、少しでも交通事故被害者遺族が抱えてきた苦悩などが
理解していただけたのではないかと思います。
また、このような場に参加させていただいたことで、トラック協会としても交通事故ゼロを目指し日々絶え間なく努力している姿を体感することができたことは
大きな成果でした。
運送業に携わる方は、必然的に加害者になる可能性が圧倒的に高く、被害者遺族の生の声を聞くことは苦しいことなのかもしれません。
しかし講演終了後、だからこそ被害者遺族の声を真摯に受け止め事故を起こしてはいけない運送業界のために頑張っていきますと声をかけてくださった
経営者がたくさんいたことに業界の発展性というものを感じました。
また、本講演は警察官に対して実施しる予定はないのか?といった質問もありました。
最もだと思います。
実際には一部の県警に限られていますが、ご遺族が警察学校で講演をしている実態もあります。
このように道路交通に関わる多くの方が交通事故を無くす努力に高い関心を抱いてくれることはとても素晴らしいと思います。
全日本トラック協会様の益々のご発展を祈念したいと思います。

[続きを読む →]

タグ :

山口県で死亡事故調査

2014年09月03日 · コメントは受け付けていません。 · 未分類

山口県警察本部で所用件を済ませたあと深夜未明の交通死亡事故調査を行う。
事故現場に足を運ぶと、絶対に失われた尊い命の犠牲は無駄にしてはいけないと自分に言いきかせる。
地元の協力者のお声がけもあり、午前2時30分から深夜未明にかけて行った調査にもかかわらず
多くの報道機関も現地に入り取材が行われた。
でき得る捜査を丁寧に実施した山口県警と山口地検。
捜査の方向性がよく理解できる。
しかし、それが裁判官の心証形成には伝わらない。

現場に来ると様々な問題点が浮き彫りになる。
これをどのように分かりやすく説明すればいいのかをじっくり企画することから始めようと思う。
誠意をもって真摯に、粘り強く民事に対応したいと決意を新たにした。

[続きを読む →]

タグ :