2015年09月30日のエントリー

交通事故実況見分調書の問題性について

2015年09月30日 · コメントは受け付けていません。 · 未分類

シルバーウイーク中の9月22日、愛知県名古屋市のういんく愛知においてNPO法人交通事故と労災をサポートする会日本の名古屋支部が主催する
講習会、勉強会が開催された。
会場には交通事故に関心がある一般市民や、交通事故の裁判に直接かかわっている弁護士など約300名が集まった。
当社佐々木は、刑事司法の一環として作成された実況見分調書が、民事訴訟の場で最有力、重要証拠として用いられている
現状の民事裁判について、被害者側の視点がほとんど取り込まれてなく、被害者が極めて不利な立場になる危険性を
具体的事例をあげながら説明した。
おりしも現在当社は上信越地方で発生した物損交通事故裁判に関わっているが、
当社鑑定書に対する反論意見(準備書面)を作成した相手方弁護士の交通事故に関する知識の無さを痛感している。
本当に交通事故民事裁判というものは、交通事故に疎い法曹関係者や保険会社調査員、警察捜査を知らない鑑定人が
司法書類として作成された実況見分調書を巡って議論している。これでは真実に基づいた裁判が進行しないのも当然と言える。

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無効な交通取り締まりの続発

2015年09月17日 · コメントは受け付けていません。 · 未分類

9月11日、香川県警は香川県公安委員会に申請しない交差点で原付バイクの二段階右折を検挙し続け、全員の違反取消と反則金の還付を決めた。
高松市など香川県内の交差点で、今年2段階右折をしなかった原付バイク30人が検挙されていた。
香川県警察本部によると、今年1月23日から9月1日にかけて高松、坂出、善通寺の3つの市の併せて8か所の交差点で2段階右折しなかった原付バイク30台の取締りを実施した。
検挙された女性の家族から問い合わせを受けて調べたところ、3つの交差点は香川県公安委員会に2段階右折指定の申請をしていなかったため取締りの前提となる車両通行帯に指定されていなかった。
香川県警は30人全員の違反取消しと1人あたり6000円の反則金を還付する。
香川県警交通指導課は「警察官への教育を徹底し再発防止に努めたい」と話している。
しかし、先日は静岡県警で一時停止標識の申請漏れがあったばかりで、これまでにも何度も
申請漏れによる不適切な取締りが行われているのに、なぜ現在も同様の不祥事が続発するのだろう?
必ずまた発生する。

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無効な一時停止標識による取締り

2015年09月07日 · コメントは受け付けていません。 · 未分類

静岡県警は、焼津市の交差点に設置されている一時停止の標識が15年間公安委員会に届け出ないまま運用していたことを明らかにした。
また、過去5年間に現場で取締りを受けた7人の処分を取消した。
この標識は公安委員会に届け出ないまま平成12年から運用が始まっていた。
15年間で記録に残る取締りを受けた人は7人ということで、その7人の処分は取り消される。
しかし、15年間で7人しか検挙された人がいないというのは腑に落ちない。
記録にない分についても領収書がどがあれば反則金の返還に応じるとしているが、この説明も腑に落ちない。
そもそも領収書、実際には反則金7000円を仮納付した際に銀行から戻される1枚目の領収印が押されたものであるが、
違反日時も場所も書かれていない。
むしろ交通違反歴の有無は県警が把握しているもので、誠意をもって還付業務を行うのであれば
県警自らが誤検挙者の抽出作業を行ったほうが確実だと感じる。
このような標識の効力不備の事案は毎年散見され、その都度、再発防止を約束しているが
繰り返されている。
一斉に現存する標識の状況を調査することは事実上不可能である。
標識を管理して取締りを行うということは基本的なことであるが、
管理は不確実な人が行っており間違い、見落としがある。

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