2017年02月24日のエントリー

交通事故調査の見えない効果

2017年02月24日 · コメントは受け付けていません。 · 未分類

突然大切な人の命が奪われて、苦しみ続ける遺族、軽微な物損事故で揉めるはずがないのに裁判始まった途端、表裏反転し苦しむ当事者、加害者とレッテルを貼られ苦しむ当事者やその家族がたくさんいるのが交通事故当事者を取り巻く環境です。
弁護士は着手金をもらい委任契約が結ばれるなら誰の弁護でも引き受けることができ、引き受けた以上は依頼人に有利な証拠のみを求めようとします。 それは当然のことでよく理解できます。
しかし当社は違います。
事案の真相を探したいと考えています。
事案の真相を探す者にとって絶対に守らなければならないルールは、人としての良心を愚直に貫くことだと思います。
だから依頼者の希望にそぐわなくても結論は変わりません。
相手の弁護士はこう言ってるけど、私の弁護士はこう言ってるけど、本当はどうなの?
この当事者の声を聞きたいと思います。

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埼玉県草加市の母子巻き添え死傷事故

2017年02月11日 · コメントは受け付けていません。 · 未分類

2月8日、埼玉県草加市の交差点で赤信号無視をして交差点内に進入したトラックが、青信号で交差点内に進入して来たトラックと衝突した。
この事故の弾みで両方のトラックは引きずり合いながら進行し、赤信号無視をしたトラックが歩道に乗り上げた。
トラックは折から子供と手を繋ぎ歩道を歩いていた母子に衝突し、母親が死亡、子供が怪我を負った。
母親は最後まで子供をかばったとみられる。

2月10日テレビ朝日ワイドスクランブルで佐々木が事故への思い、捜査の行方を解説した。
本当に痛ましい事故である。
事故態様の悪質性もさることながら、このような被害者に何の落ち度もないのに大切な命が奪われる交通事故が繰り返されることへの怒りが込み上げた。

放送前、テレビ朝日六本木スタジオ控室で情報整理中に言葉を失ない鬼の形相になる。
赤信号無視をした運転手は渋滞を避け迂回した初めての道路に入り、スマートフォンのナビゲーションを見ており信号に気付かなかったと供述している。
警察は過失運転致死傷罪で現行犯逮捕して事件を検察官に送致した。
当然危険運転致死傷罪を視野に捜査を進めているだろう。
状況によっては危険運転致死傷に切り替えて起訴ということもあり得るかもしれない。
乗り越えなければいけない大きな山は、殊更に赤信号を無視したことの立証責任を果たせるのかということである。
これは社会正義の問題として重大な結果をもたらした犯人に適正な処罰を与える機能の話しである。
大切なことである。
佐々木の怒りは、逮捕事実とか当初から危険運転致死傷を適用しない捜査に対するものではない。
このような悲惨な事故が度々繰り返されていることにある。
防げないことに悔しさが込み上げる。
以前、佐々木の友人の奥様も小さい子供と一緒に横断歩道を歩いていたところトラックに跳ねられ、お母さんは最後まで必死に子供を守り抜き亡くなった。子供は奇跡的に助かった。
類似、同種事件は警察官現職中から経験している。
自分には何もできないが、どうして防げないのかという怒りだけが込み上げる。
再発防止策で罰則強化、厳格な規制法令を作ることに異議を唱えるつもりもない。被害者の報復感情に報いるために国が耳を傾けることも当然だと思う。
しかし現在の法令に不備があっても、たとえ特別法であっても全ての人が道交法を守れば事故は防げるようにできている原点に立ち返ってほしい。
ザル法と言われる道交法であるが、交通の安全と円滑を図る規則としてはよくできている。
法令による罰則の圧力で運転手の行動を制御することに期待するには限界がある。
人と車が共存するためには、道交法に定められたルールを守り、命が守られる交通社会であることに光を当てて考えたいと思う。
適用法条の問題や責任追及の問題と再発防止策の問題は別の次元だと元捜査員としての実感する。

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警察官の飲酒運転、長崎県警

2017年02月01日 · コメントは受け付けていません。 · 未分類

つづく時は立て続けに同種案件が続くものだ。
もはや珍しいことではなくなった警察官の飲酒運転事件。
以下「朝日新聞デジタル」の記事
長崎県警は25日、長崎署地域課巡査長の野田昌郁(よしふみ)容疑者(51)=長崎県諫早市山川町=を道路交通法違反(酒酔い運転)の疑いで現行犯逮捕し、発表した。「車を止めた後に、車の中で酒を飲んだ」と容疑を否認しているという。
 監察課によると、野田容疑者は25日午後6時15分ごろ、長崎市内の市道で酒に酔った状態で車を運転した疑いがある。呼気1リットルあたり0・25ミリグラム以上のアルコール分が検出された。
 野田容疑者は、この日は非番だった。飲酒運転情報の110番通報があり、発覚したという。

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警察官の飲酒運転、岐阜県警

2017年02月01日 · コメントは受け付けていません。 · 未分類

下呂交番。
先日地理不案内のため立ち寄った交番。
下呂温泉は死亡事故調査でも行ったことがある町。
小さな街では地元の名士なんだろうけど、地域住民への裏切りだと思う。
飲酒運転撲滅の山は高い。
山頂からの下山途中ではない、まだまだ一合目。
以下CBCテレビ(オンライン)記事
 岐阜県警下呂警察署の男性警察官が、酒気帯び運転で人身事故を起こしたとして逮捕されました。
 逮捕されたのは、下呂警察署の下呂温泉交番に勤務する警部補、浦部貴宏容疑者(45)です。
 岐阜県警によりますと、浦部容疑者は、1月31日午前9時20分頃、下呂市内の市道で、酒気を帯びた状態で自家用の軽乗用車を運転して、対向車線を走ってきた貨物自動車に衝突。運転していた59歳の男性に軽いケガをさせた、過失運転傷害と道路交通法違反の疑いが持たれています。
 浦部容疑者は出勤の途中で、「前夜、寝酒をしていた。酒が残っていたことは分かっていたが、運転してしまいました」と容疑を認めていると言うことです。
 岐阜県警の加藤雅之首席監察官は「現職の警察官が逮捕されたことは誠に遺憾であり、深くお詫び申し上げます」とコメントしています。

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