神奈川県葉山町での交通死亡事故を解説

2015年08月29日 · 未分類

8月23日に発生した葉山町の交通死亡事故はすぐ近隣に葉山御用邸や葉山警察署があり、警察官が多く警戒している場所である。

当社佐々木が8月26日、テレビ朝日ワイドスクランブルで事件の解説を行った。

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そんな場所で海水浴客が歩いている12名の列に猛スピードの乗用車が突っ込んだ。
しかも乗用車はそのまま逃走。
この事故で23歳の女子大生が死亡したほか、27歳女性が意識不明の重体、男性も重症を負った。
乗用車の運転手は事故発生から約1時間後に葉山警察署に出頭し逮捕された。

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逮捕された20歳の男からは出頭時に基準値を超え0.3ミリグラムのアルコールが検知された。
男は酒は事故後、自宅に戻ってから出頭するまでの間に飲んだ。
事故を起こした後、仕事を失うのが怖くなって逃げた。

と弁解している。
こんな稚拙な弁解であっても、適切に反証しなければ捜査の敗北である。

被疑者の弁解を聞くことは捜査で求められる必要な事項である。
しかし弁解ありきから捜査が始まると真相を見誤る危険がある。

40キロ規制の道路を推定100キロを超えるスピードを出していた情報もある。
事故前から海の家で飲酒していた目撃情報もでている。

神奈川県警にはあらゆる法令を活用して真相を明らかにして危険運転致死傷での立件を期待したい。

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