滋賀県での交通事故調査、月末出張5

2016年04月29日 · 未分類

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今日は京都経由で、滋賀琵琶湖での現場に足を運んだ。
やっぱり図面で分からないことが現場ではよく理解してできる。

当社には結構多くの交通事故相談が寄せられ、その都度よく話しを聞いて、場合によっては書類の送付を受ける。
しかしこうして実際に事件事故が発生した現場に来てみないと適切に相談内容にお答えできないことを実感させられる。

もちろん現場に足を踏み入れてそこから何を見出せるかは調査、鑑定する人の感性で、視点である。

「捜査結果の鵜呑み」は間違いで「全てをゼロの視点」これも間違いである。
我々が行う調査活動の殆どは、一旦捜査が集結した後の出来事であり、発生時間に最も接近した時間に採取された資料はゼロにすることができない。

捜査員が作成したその資料の整合性を検討するには、捜査員の視点を欠かすことができない。
そうしなけれぼ調査した者の主観的イメージだけで資料の取捨選択、判断が行われる。

これから交通事故調査、鑑定の必要性を感じている方がこのコラムをお読みであれば、鑑定人の鑑定調査経験年数とは、依頼を受けて鑑定作業をした経験ではなく、発生直後の生の混沌とした事故現場を処理した経験年数を目安にするのも一つのバロメーターである。

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