まだまだ継続する警察官の飲酒運転交通事故

2012年09月27日 · 未分類

秋の交通安全運動期間初日に秋田県警警部補が飲酒運転をして逮捕されたが、今度は警視庁下谷署の56歳警部補が酒酔い運転で住宅ブロック塀に衝突する物損交通事故を起こし埼玉県警春日部署に現行犯逮捕されました。警部補のアルコール呼気検査結果は0.8ミリグラムの数値ということですので相当量のアルコール摂取量だと思います。もちろん飲酒量に関わらず飲酒運転は大変危険な行為ですから、検知結果よりも飲酒運転行為を非難すべき事案だと思います。警視庁警務部参事官という方は「安全運動期間中に酒酔い運転をしたことは誠に遺憾。埼玉県警の捜査を踏まえ厳正に処分したい」とコメントしています。このような個人の非行処分は警察庁の定める指針に基づいて行われるもので、このようなコメントを期待しるていものではありません。
年齢や階級の如何を問わず繰り返し発生している飲酒運転交通事故の不祥事で、これに他の非行事件も加えるとその犯罪発生率は一つの民間企業を遥かに上回るものになると思います。警察官の犯罪発生率が上昇するというのは異常なことでゼロであることが当たり前、当然の組織なのですから、これからも警察官の飲酒運転交通事故をはじめ、各種犯罪の発生が懸念される現状からの脱却手段は具体的に示さなければいけないと思います。
警察官の犯罪が発生したら個人を処分し再発防止のコメントで一連の手続き完了という今の流れは変えていく必要があると思います。どのようにして資質、倫理観のある人材を採用し在職30年以上の長期間をその資質と倫理観を継続させるのかが大きな鍵となるような感じがします。それはやはり組織体質の改善ということにつながるのでしょうか。
私は交通事故調査をする者として、悪質危険違反を伴う自動車運転と捜査結果を脇曲する虚偽公文書作成に関してて厳しい目で捉えていきたいと考えています。社会人として容認できるものではありません。

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