警察捜査経験の検証

2013年10月12日 · 未分類

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一旦作成された警察官が作成する実況見分調書を打ち消すことはとても困難である。
検察官も裁判官も、一般の方々が疑問視することよりはまだ警察官の方が正しいと信じ切っているからだ。

それは一理ある。
実際、交通事故鑑定歴が20年以上のベテランと豪語している鑑定人が作成した交通事故鑑定書を目にしたことがあるが、全く稚拙で、少なくても現場の警察官は鑑定人以上に詳しく現象を見ている。
これは私自身が交通警察官として被疑者、被害者を取調べ、現場を確認し車両を調べ、検察官と打合せを繰り返し、自らご遺体に触れて検視をし、解剖に立会い法医学者の所見を聞いてきた経験から言えることである。

保険会社のアジャスターで何千件事故調査に従事しようが、彼らには総合的な事故解析など絶対にできない。
そのため実にいい加減で的外れな部分から実況見分を否定しているのである。
ほとんど例外なく的外れな捜査批判をしている。

私は自分が培ってきた知識と経験を
今はもう警察組織のために利用する意味がない。
全ては交通事故当事者となって、対警察、対保険会社との間で悩み苦しんでいる方々のために
力になりたいと思っている。

警察捜査経験で当事者のために事故の検証を行っている。
私のポリシーである。

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