交通事故被害者遺族の実情

2013年10月30日 · 未分類

IMG_2101
平成25年10月26日、東京市ヶ谷で一般社団法人交通事故被害者家族ネットワークとNPO法人東京高次脳機能障害協会による集まりがありました。
この模様はインターネットライブ放送で全国同時配信されており、交通事故被害者家族ネットワークのホームページからも視聴することができます。

まず、交通事故弁護士全国ネットワーク代表弁護士古田兼裕氏の「民法改正等による最新の裁判所情報(高次脳機能障害)」と題しての講演のあと、
私は第3部で交通事故、司法問題に長年たずさわっているジャーナリスト柳原三佳氏とデスカッションで参加させていただきました。
「取材活動で知った被害者の実情」と題する柳原氏の演題の中の一つで、愛知県で発生した椋樹立芳事件が取り上げられました。

全くの偶然でしたがその1週間前、椋樹立芳様から私のもとに、椋樹事件発生以来20年をかけて集められた交通事故の文献、資料集など約60冊の
寄贈がありました。
大変感謝しております。

当事務所の一角に「椋樹文庫」のコーナーを設けて
今後の活動に活用していくことにしました。

ところで、交通事故被害者遺族は椋樹様のように
何十年も癒えることのない心の傷と闘いながら毎日を過ごさなければならないのです。

様々な文献を読み、事故の捜査判断、弁護が真実に基づいて行われたのかを自分で確認したいと思うのでしょう。
たまたた私は自分が交通事故捜査官であったため、その判断の読み取り方を詳しく知っています。

私は椋樹文庫の文献と資料を活用しながら、これまで得てきた私自身の交通事件事故処理の財産を
交通事故で苦しむ方のために使いたいと思っています。

タグ :