徹底した事故解析

2012年12月28日 · 未分類

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絶対に許されない司法判断というものが意外と多く出されているのが現実です。多くの被害者が辛い思いをしています。その被害者・遺族の想いを心に受けて徹底して闘おうとする各方面で一流の多くのスタッフが結集して事故解析に乗り出しました。私もそのスタッフの一人として自分の持てる力を精一杯出し切りたいと思います。司法判断は素晴らしい弁護士に任せて、私はその判断を誤らせないように正確な解析調査を行うことに徹することにします。このようなスタップとの出会いは次の依頼に応えるために十分すぎる宝物だと思います。交通事故解析で苦しむ多くの方々に接点がもてるように努力したいと思います。

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ひき逃げ交通事故の情報提供をお願いします

2012年12月22日 · 未分類

佐賀県にお住まいの「未解決ひき逃げ事件」のご遺族が、情報を求めておられます。

どんな小さなことでも結構です、ご協力をお願いいたします。

●事件発生日時/2011年2月25日(金)
        午前3時~3時50分

●事件発生現場/山梨県甲斐市志田 国道20号線上り
(大型ショッピングセンター『ラザウオーク』前)

●事件の概要

午前3時50分、「人が倒れている」というトラック運転手からの通報によって、口と耳から血を流し、うつ伏せに近い状態で倒れている平野隆史さん(24歳)が発見された。すぐに山梨県立中央病院へ救急搬送されたが、2月27日午前7時7分、意識を回復せぬまま息を引き取った。
死因は右側頭部打撲による頭蓋内損傷。骨折箇所は右側に集中しており、下半身に損傷はない。
事故当初は事件、事故、病気などさまざまな状況を視野に入れて捜査されていたが、現在は、現場状況、司法解剖の結果などから、「ひき逃げ事故」と断定されている。

●お母さまからのメッセージ

我が家の三男平野隆史(24歳)は、長崎の大学を卒業後、大手飲料メーカーに就職し、山梨県の工場に配属となり品質管理をしておりました。
23年2月24日夜、会社の送別会に出席。三次会を終えて、25日2時50分頃、同僚の方に自宅アパートまで送ってもらいました。

私たちがどうしても納得できないのが、一時間の空白です。息子の休みは27、28日です。25日は出社の予定で、部屋にはアルコール検知機もありました。
数時間後には仕事に行かなければならないのに、何故一時間も外に居たのか? 捜査上は何のトラブルも出て来なかったので、酔っ払っての事と警察は考えているようですが、最後まで一緒だった同僚の方は「そんなに酔いが深いとは思わなかった」と証言されています。
何の用事も無く、数時間後には出社しなければならない息子が、冷え込む2月の深夜に、外を1時間もうろついていたとはどうしても考えられません。何かあったはずです。
二つ目の疑問はブレーキ痕、破片、塗料などが検出されていないことです。
警察はしゃがみこんでいる所を右側より当てられたと見ているようですが、車との接触での骨折であれば、服や髪の毛などに何らかの痕跡が残らないものでしょうか。

事件や事故、震災など、さまざまな事で大切な家族を失われた方が大勢いらっしゃいます。
大切な家族を奪われた悲しみ、喪失感、怒り、皆同じだと思います。
私たちの場合はその上に、怒りや悲しみをぶつけようにも、事件の詳細も加害者もわからず、苦しみ続けています。草の根をかき分けても犯人を捜したいけれど、佐賀と山梨はあまりにも離れていて何もできず、息子の死から2年が経とうとしている現在も、何の進展もないままいらだちの中で時間だけが過ぎています。私たちは、隆史の存在が、そして事件の事すら忘れ去られていくのが怖いのです。

発生時間が時間だけに、目撃情報はあまり期待出来ませんが、犯人の近くにいる方の情報提供に期待しています。
事件現場は山梨県甲斐市国道20号線上りラザウオークという大型ショッピングセンター前ですが、国道は果てしなく続いています。
犯人は山梨県在住とは限りません。

人をはねブレーキも踏まず通り過ぎていった犯人……。
その犯人の近くにいる方、何か目撃された方、情報をお持ちの方、また、隆史がなぜ1時間も外に居たのか、何か情報をお持ちの方、些細な事でも構いません。犯人逮捕のきっかけになるかもしれません。
情報提供をどうぞよろしくお願いします。
一日も早い犯人逮捕を隆史と共に切に切に願っております。
             
                   隆史の母 平野るり子

★情報は平野さんのメールまでお願いいたします。
hiraruri56@orchid.plala.or.jp

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誤った速度違反取締り

2012年12月22日 · 未分類

栃木県警では速度測定装置の設定角度を間違えて4136件の誤測定が発生していたことが報道されていましたが、本日この誤測定で摘発した4136件全員の処分を取り消すことに決定したとうい報道がありました。反則行為(青切符)は反則金を還付して行政処分を取り消せばかまいませんが、問題はやはり非反則行為つまり赤切符の違反です。これは書面上でも検察官によって略式起訴され簡易裁判所の裁判官から罰金刑の有罪判決が受けているのですから罰金さえ返納すれば解決するものではありません。
宇都宮地検は罰金刑が確定した429件について再審請求し無罪求刑をする方針のようです。また栃木県警では免許取り消し処分や免許停止処分にして483人については日数に応じた慰謝料の支払いで補償するようです。その慰謝料の出所がまさか警察官個人というわけがありませんので税金ということでしょうから社会の大きな損失であることは間違いありません。しかし間違った職務執行に対しては素直に謝罪し救済を図るという県警の考え方は正しいと思います。

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夜間の交通事故実験

2012年12月22日 · 未分類

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12月19日午後9時過ぎ、JR古川駅から夜間の交通事故実験を実施しました。この日、私は午後2時に東京出張から仙台に戻ったのでかなり慌ただしく感じましたが、古川駅で合流した弁護士は東京~島根~東京~古川~仙台という強行スケジュールでこなしてくれました。私は感激しました。これほどまでの事故現場、現実を自分の目で、体で体感し事故形態を体得しようとしてくれる弁護士がいてくれたことがとても嬉しく感じました。裁判というものは書面で審理するもので、事故現場を法廷に運んで審理することはできません。それ故に法廷に立つ弁護士や検察官などは実際に事故現場を体感して欲しいと強く願っていました。その願いを先生はしっかりと理解しておりました。自らスケールをもって計測し運転席に座って見通しを確認し、事故のメカニズムを納得してくれたのです。感謝します。
このような弁護士と繋がりをもつことができて幸せだと思いました。
福岡県の弁護士も率先して実験を取り入れ、明後日からは静岡県の弁護士も実験を取り入れて私の協力を求めてくれています。現場は絶対に強いという流れが法曹関係者の中に浸透してくれば常識はずれの法廷闘争は減っていくと思います。

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誤った交通指導取締りについて

2012年12月22日 · 未分類

山口県光警察署の交通課員が、道路の一部区間(2.6km)が最高速度50km/hであるが、規制区間の始点を示す標識を工事業者が撤去していることに気付かず24人に最高速度違反として交通反則切符処理をしていた事実について速度違反を問わないことに決定した。
交通違反の取締りというのは、単に速度が超過していたということを立証するものではなく、取締りを実施する道路や標識の有無など取締り方法そのものが合法的でなければならない。上り車線で取締りをしていたのに、違反場所は下り車線の住所であったり、右で取締りしたのに、左の住所で取締りを実施したことにしたり・・・・このような取締りは方法そのものが違法性を帯びているもので許されるものではない。まして実際にはA警察署管内で取締りを実施していたのに、切符ではB警察署管内での違反として検挙告知し、そのまま略式起訴するなどもってのほかの違法行為である。
今回の山口県警光警察署の事案は取締り警察官の単純な誤りである。しかし、このような誤った取締りは現実に起こり得るものであるから速やかな訂正が求められて当然である。誤りを誤りと認めて訂正している山口県警の対応こそが県民の信頼を得る対応だと思う。誤りに屁理屈にもならない言い訳をして正当化するこれまでの県警の態度に怒りを感じるものだと思う。

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捜査書類に対する疑念

2012年12月14日 · 未分類

先日、警視庁大井署刑事組織犯罪対策課の42歳男性警部補と30代女性巡査部長が虚偽有印公文書作成・同行使容疑で書類送検したと報道があった。この虚偽有印公文書作成については私が絶対に許したくない犯罪の一つである。特に警察官が作る司法書類である捜査報告書などは直接人の処罰を求める書類であり、客観的事実に反する記載はいかなる状況であっても絶対に許されてはならない。最近私もこの虚偽公文書作成書類に関わっているが、どうも単純が誤字脱字程度にしか認識していない感じがする。もちろん警察官であっても誤字脱字は当然あるのだが、しかし誤字脱字があって当然と考えているならそれは大きな間違いである。基本は誤字脱字はゼロが当然なのである。まして、物の存在の有無などは誤字脱字というものではなく明らかな故意による虚偽報告である。これらの指摘に対して巨大な警察組織が30人、40人という多勢で、虚偽報告であっても違法性は無いと主張するのであれば、それは捜査書類に対する疑念に留まらず、国民の信頼を失墜させる行為であると思う。
警視庁警務部参事官は、この虚偽公文書作成・同行使事案について「警察に対する国民の信頼を失墜させる行為であり、厳正に処分する」とコメントを発表している。ありきたりのコメントであるが最もである。
組織として虚偽報告書で押し切ろうと判断した者が多数いるなら、その多数全員はより厳しい処罰を受けるべきだと思う。
警察がモノは言いようなどという理論で内部問題を安易に処理してはいけない。今の時代は内部問題を安易に取り繕うことを国民は嫌い、信用を失墜させるのである。間違い、虚偽、違法性が捜査に中にあることが発覚したら、そういう時こそ素直に正しい方向へ修正すべきだと思うし、国民は警察を攻め続けたりはしないと思う。

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東京での交通事故調査活動

2012年12月14日 · 未分類

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東京水道橋の交差点で交通事故調査がありました。具体的な調査内容はアップできませんが調査活動中に明らかに確認できたことが2つあります。
1つ目は、信号無視ですが歩行者と自転車の信号無視は常習的に行われていました。みんな運転免許を持っていて当たり前の年齢になっている大人で、男も女もサラリーマンも主婦も区別はありませんでした。交通事故が起きてから信号が赤だったとか青だった、相手が信号無視だともめ始めるのですがどちらの言い分も信用できなくなってしまいます。交通弱者は絶対保護されるべきで、また歩行者や自転車も自動車と比較すれば当然保護される立場にあることは間違いありません。でも信号を守るということは交通ルールの最初の基本です。信号くらい守って欲しいなと感じながら横断歩道の設置状態を確認していました。
2つ目は自転車が歩道を走行していることです。これも長い間に習慣付けられたもので警察庁が指導しているように自転車は車道の左側を走るという段階には至っていないと感じました。生活実態を考えると事実上はかなり難しいことを要求している道交法の自転車の走行に関する規定なのかもしれません。歩道を警察官二人が並んで歩いていました。その後ろを私が歩いていました。そこへ私の後ろから「チリンチリン」とベルを鳴らした自転車が接近して来て、私は自転車に進路を譲りました。すると前を並んで歩いていた右側の警察官も一列になって自転車に進路を譲っていく場面がありました。自転車歩道通行可の歩道であったとしてもそれで社会がうまく回っているなら仕方がないのかと感じました。でも自転車に跳ねられて死傷事故になることも現実に起きているわけですから少なくても制服を着た警察官であれば、一言声をかけて欲しかったです。もし私が現職中であったらきっとそうしていたかもしれません。

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現場検証と証人出廷が続きます

2012年12月09日 · 未分類

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12月に入って仙台はすっかり冬模様です。昨夜から降り続いた雪が今朝は事務所のベランダで8cmにもなっていました。北国の交通警察官の中にはきっと夜通しの事故処理に追われた方も沢山いることでしょう。本当にご苦労様です。積雪が始まって早い時期はまだ冬タイヤの装着が済んでいない運転手も多くて、どうしても事故が多発します。一晩で10件程度の単独物損事故やら多重追突など現場を梯子して処理したこともありました。どうか東北の道を走る予定のある運転手さんはしっかり冬支度したお車でお越しください。
そんな中、私は本日午後から木曜日まで東京近辺でホテル住まいをしながら事故現場の検証調査、弁護士打合せ、裁判証人出廷、有識者会議と事務所を離れます。どうしても書類上でわからない部分は現場に足を運ぶことが必要です。5年前の事故でも現場に行くと見えてくるものがあります。経験上、真実は書類の中ではなくやはり現場にあると考えております。

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犯罪被害者週間全国大会2012

2012年12月02日 · 未分類

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12月1日、2日の両日にわたり東京晴海の晴海グランドホテルで行われた犯罪被害者週間全国大会2012に参加してまいりました。本当に多くの悲惨な犯罪被害者の声を聞きあらためて平和な日本な失われつつあるのではないかと思いました。
また、警察が行った実況見分に対して不審を抱き苦しんでいる犯罪被害者、交通事故遺族がどれだけ多いかを直接具体的に聞くことができました。今回は警察庁長官官房犯罪被害者支援室の方ともお名刺を交換させていただきましたが実況見分を含めて初動捜査の不備で多くの犯罪被害者が長年苦しんでいる現状を十分ご理解いただけたと思います。組織的制度上の問題もありますので、即座に改善されることは期待しておりません。それでも少しずつでも間違いなく変わっていってるという言葉は信じたいと思います。新聞、テレビ報道関係者の方との分科会では私が現職中に知らなかった報道されるまでの経過を知ることができ期待と反省点を十分に話し合うことができたと思います。
私は主として交通事故事件関係を業務としていますが、犯罪被害者遺族の共通する意見は相談する、繋がるということかもしれません。是非ご相談ください。

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私は無所属ですが

2012年11月30日 · 未分類

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小学生の同級生というだけでなく、鎌田さゆり宮城6区は国政に送り出してあげたい人物です。名古屋では友人の眞野哲さんが日本未来の党から出馬を表明しました。仙台とは選挙区がことなり投票権がありませんが交通事故被害者・遺族の声をまとめてくれる方々です。そして単に交通事故被害者の悲痛な声の代弁者に終わらず、眞野さんはずさんな捜査の検証も大きな課題に掲げています。大変勇気づけられます。こころより応援しております。

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