失効無免許でパトカー運転

2013年12月13日 · 未分類

岩手県警は平成25年8月9日午後8時ころ、運転免許の有効期限が切れているのに、パトカーを運転していたという容疑で駐在所勤務の25歳巡査を書類送検するとともに懲戒戒告処分としたことを発表した。
巡査は11日付けで依願退職。

この巡査は8月5日に有効期限切れで、前日の8月4日に免許更新に行ったが受付時間に間に合わず更新手続きができなかった。
そのまま更新手続きを怠り8月20日に運転免許の再取得をするまでの15日間、十数回にわたりパトカーや自家用車を無免許運転したというものである。

このような話を聞くと本当に残念である。
最低限の免許制度でルールである。せめて警察官はその最低限の制度を頑なに守り通してほしい。

この事件を受けて岩手県警は再発防止策として全職員の免許更新日を把握し、期限が近づいた際には注意を促すとしているが
私が宮城県警察在職中にも、定期的に免許証の有効期限の点検が行われていた。

規律に厳格であるべき警察組織であっても、このような対策を講じなければ
免許制度を維持することが困難であるほどまでに規範意識が低下しているとは思いたくない。

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