岩手県警は平成25年12月11日夜間、酒気帯び運転の事実で岩手県警警備部機動隊勤務の36歳警部補を現行犯逮捕したことを発表した。
警部補に対する逮捕容疑は10日午後10時50分ころ、盛岡市内の道路を焼酎水割りなどを飲酒した後、入浴施設に向かうために自家用車を運転した。
その途中、積雪した路面のカーブでスリップし、市営アパートのフェンスを突き破り駐車場に止めてあった車両に衝突する事故を起こしたというものである。
飲酒運転に対する認識が本当に低いと言わざるを得ない。
交通事故被害者遺族の自助グループなどが
必死に飲酒無免許運転の絶無を願って行動している実情にあるのに
警察官の信頼を失墜させる大きな要因である。
今年は岩手県警の犯罪支援対策室の警察官ともわずかだが
話をする機会があり、彼らの被害者支援に対する活動を見て素晴らしいという感想を抱いていただけに
残念でならない。
岩手県警では12月11日に失効無免許でパトカーを運転した警察官が摘発されたばかりで
今や交通法令違反に関しては一般人レベルと同等に規範意識が低下しているのかもしれない。