自転車道の交通事故調査

2013年12月22日 · 未分類

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交通事故調査を行ったご遺族の一周忌法要に臨席させていただいた。その帰り道、JR藤沢駅北口で歩道と自転車道、車道が完全分離されている区間を利用した。このくらい明確に区分されていると大変分かりやすい。

さて、このように分離された自転車道で歩行者が自転車に跳ねられる交通事故が発生したら
歩行者の責任がやはり重くなるのだろうか?

現在自転車が関連した交通事故の調査を行っているが関心ごとの一つだ。
交通事故調査は違法性や責任の度合を調査するものではなく、事故の態様を正しく検証することだが

発生場所は事故の態様に大きな影響を与えているし、刑事、民事ともに
どう評価されているか気になる。

そもそも、全ての道路交通施設は道路交通の安全と円滑を目的に成されているのだが
それを民事賠償の責任度合の主たる参考に用いることは個人的な疑問を感じる。

やはり交通事故調査は客観的事実の追求に専念し責任賠償は弁護士に一任するのが正しいと思う。

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