交通事故捜査の90%は実況見分調書を作成するすることに費やされるとおもいます。
交通事故捜査処理の約70%の占める簡約特例書式の実況見分調書とはどんなものなのでしょう?
正確には「現場の見分状況図」といって内容は
犯罪捜査規範で定められた実況見分調書と同じです。
私も見分状況図とする説明を受けたことはありません。
しかしそもそも人(被疑者)を処罰する書式ではないので、かなり定型的です。
聴取すべき指示説明が既に不動文字で特定されているのです。
この不動文字の聴取事項は最低限の聴取事項です。
一般的軽傷交通事故捜査の場合、真相究明が図られないまま警察捜査が終結します。