名古屋に向かうかひかりで移動中です。
私は交通事故調査とは学歴や権威、知名度で行うものではないと考えております。
もちろん知識も経験も無い人ができるものではありませんあせん。
法医など極めて高い専門性が必要な時もあります。
それで私は交通事故調査には数多くの実務経験があって、誠実な人が求められると自信を持って断言します。
自分が実務経験したことのない分野は、その道の専門家の意見を十分尊重できる誠実さが欠かせないのです。
学歴や権威が邪魔をし、分からないことを専門家の真似をしてあたかも熟知してるような書面を作成するような人は
とても危険だと思っています。
また、自然の法則をよく知っている筈の先生方が、いとも簡単に自然科学を無視した書類を作成するなどは、誠実さに欠けている、人として倫理に欠けていると思ってます。
このところ大変著名な先生がお書きになった「鑑定書」を2件、続けて読ませていただきました。
ちょっと酷すぎます。ご自身で執筆なされた本を今一度読み直して欲しいと思います。
さらにもう一件
損保会社アジャスター出身でこの先生もアメリカの大学院で交通事故の研究をしたとか、鑑識学会の評議員だとか、事件解決で警察表彰を一度受けたとか素晴らしい経歴があるようです。
それで警察捜査の真似事をして結論を出しておりました。
警察の捜査には多くの問題点が存在することは私自身がよく知っております。
しかし、簡単に真似できないのが捜査手法という事件事故へのアプローチです。
それを知らずして、文書を作成するから稚拙です。
お笑いです。
捜査視点とは極めて専門性が求められる高度な技術です。
弁護士の先生方、交通事故の当事者になって苦しんでいる方、素晴らしい交通事故鑑定人もたくさんおります。
鑑定人を選ぶ時、どんな人物で、どんな人と繋がりを持って社会生活を営んでいる人なのかを
十分下調べをして欲しいと思います。