飲酒運転事故 滋賀県警警視

2014年05月24日 · 未分類

滋賀県警は5月22日、酒を飲んでオートバイを運転し、事故を起こしたのに届出をしなかったことで滋賀県警科学捜査研究所所長の警視(55歳)を道路交通法違反(酒気帯び運転・事故不申告)の事実で書類送検し、懲戒免職処分にした。
滋賀県警の報道発表では、警視は4月24日午後11時40分ころ、大津市藤尾奥町の国道で酒気を帯びた状態でバイクに乗り、ガードレールに衝突する自損交通事故を起こしたにもかかわらず、警察に事故発生の届出をしなかったということである。
警視は肋骨を折るなどの重傷を負った。

警視は、事故現場から約6キロ離れた場所を血を流しながら歩いているのを通行人が不審に思い、通報、駆け付けた警察官が職務質問をしたことから事故が発覚、呼気からもアルコールが検出された。
警視は同日午後7時ころから大津市内で職場の懇親会に出席し、ビールを6~7杯飲み、店の送迎バスで一旦帰宅したところ、携帯電話がないことに気付きオートバイで探していて事故を起こしたという。

警視は、「情報の入った携帯電話を無くしてパニックになった」と説明している。携帯電話は事故翌日に自宅近くで見つかったという。

監察官は「幹部警察官がこのような事件を起こし申し訳ない」と述べているが、幹部どうこうの問題ではないが
これ以上監察官もコメントの出しようがないだろう。

ところで昨年から滋賀県警科捜研鑑定書に対する意見書を述べたことがあるが、
もしかするとその時の科捜研所長とはこの警視だったのだろうか?

こうしてみると飲酒運転の動機は本当に様々で、この特定できない様々な動機こそが飲酒運転を絶無にすることができない理由だと思う。
どんなに法で規制したところで、動機を持って行う犯罪に対して法は無力である。

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