第一線交通警察官の飲酒運転、静岡県警

2014年06月20日 · 未分類

580298_584865214888473_475175081_n静岡県警監察課の発表によれば、5月27日午前9時10分ころ、静岡県警交通機動隊所属の30代巡査部長は、昇任試験会場へ出かけるさに、酒気帯び状態で自家用車を運転し、6月19日この巡査部長を道路交通法違反(酒気帯び運転)の事実で書類送致し、あわせて停職6月の停職処分にした。巡査部長は6月19日付けで自主退職している。

この巡査部長は5月26日午後10時ころから翌午前2時ころまでの間、ハイボールを300ml入れジョッキで5~6杯飲み、5月27日午前8時30分ころ起床し、自家用車を運転、途中で同僚2人を乗せて昇任試験会場である清水警察署へ向かった。

昇任試験終了後、巡査部長の様子がおかしく顔色が青かったので、帰りは同僚が代わりに運転し、昇任試験の話しをしていたところ、巡査部長は「昨晩深酒した」と話したことから同僚が上司に報告したことから事件が発覚した。

5月27日午後1時ころ、アルコール呼気検査を行ったところ呼気1リットルにつき0.2ミリグラムのアルコールが検出された。

巡査部長は酒気帯び運転を認めているものの「アルコールが残っている認識がなかった」と話しているという。

報道発表の要旨は以上である。

このままアルコールが残っている認識がなかったと言い続けた場合、どのような刑事処分があるのか関心がある。
切符処理による略式手続にそぐわない案件かもしれない。

書類送致にあたり当然同乗していた2名の警察官から参考人聴取しているだろうが、同乗していたのは2名の現職警察官である。
その警察官2名が巡査部長のアルコール臭に気付かたなかった、言語歩行能力も正常であったというのであれば、巡査部長の弁明も真実であるとせざるを得ないだろう。

まさか同乗していた警察官2名は、車内でアルコール臭を感じていたが大丈夫だと思って同乗していましたとはならないだろうから、刑事処理の行方が気になる。

このような案件が続くことは次々と不信感を募らせる結果を生む。
まだまだ、必ず続発するであろうし本当に残念でならない。
写真は静岡県庁前から颯爽と出動する白バイ隊。昨年秋、静岡県出張の際、偶然秋の交通安全運動出動式に出くわした時に撮影したもの。
多くの県民が憧れている姿を壊さないで欲しい。

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