信号交差点の交通事故

2014年06月26日 · 未分類

image
急きょ、交通事故調査に出かけ横浜山手駅前スクランブル交差点を通りました。

信号機には半感応式とか全感応式とか定周期式などありますが、みなさんはこの信号機の意味をおわかりでしょうか?
私が半感応式信号機の意味を理解したのは交通警察官になって10年も経過した頃でした。自分が半感応式信号機交差点での交通事故を担当した時になってようやくその意味を理解しようとしました。

半感応って何が半分感応なの?
最寄りの交番に行ってお巡りさんに聞いても的確に回答できるお巡りさんは少ないと思います。
ちなみに多分現在は信号機を設置する時は、もう全感応式信号機は無いと思います。

端的に言えば、交差点の半分の信号機が感応式ということになります。
最も基本的な十字路交差点を想定すると、一方の信号機が定周期式でもう一方の信号機が感応式というとき、半感応式といいます。

このような半感応式信号交差点で事故が発生した場合には交通整理が行われている交差点として処理します。
当たり前と感じるでしょう。
では同じ信号機交差点で夜間、点滅信号機になったとしたらどうでしょう?

この場合には、交通整理の行われていない交差点となります。

信号機交差点での交通事故はまずその交差点がどのような性格の信号機で制御されているのかを
しっかり理解することが大切です。

タグ :