専門家の意見を取り入れる交通事故調査の姿勢

2014年09月24日 · 未分類

現実に事件は発生しているのに、立件されない交通轢き逃げ死亡事故というものがある。犯人が現場を立ち去り、後日轢き逃げ事故の事実で裁判官から逮捕状が発付されているのに、裁判にはかけられない、こんな理不尽な事件が度々発生している。

このような事件結末を迎えたご遺族の無念さや苦悩は計り知れない。

打開策を求めこの1週間、悩みに悩み抜いた。

今日は、昨年炎天下の宮崎県で法医鑑定のご協力をいただいた押田茂實先生のもとを訪ねた。
押田先生は日本の犯罪史に残る数々の鑑定を行っておられる法医学者で、当社の鑑定書、報告書のスタイルも先生の鑑定に対する信念に大きな影響を受けている。

そして今日も自分がやるべきことの方向性についてご助言をいただいた。
なるほど、見えてきた。

http://jikochosa.co.jp/blog/?p=1161image

A3用紙数枚にびっしりと埋め尽くされた先生の見解、判断根拠資料。
これらは極めて高度に専門性を有する法医学を、素人の私が十分理解できるように記されている。
よくわかる。

これから仙台に戻りまとめに取り掛かろう。今夜は徹夜になりそうだ。

押田先生、お忙しい中ありがとうございました。

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