またしても飲酒運転事故発覚

2012年04月18日 · 未分類

本日の報道で、宮城県仙台中央警察署の27歳巡査が、3月22日夜に飲酒運転をして電柱に衝突する自損交通事故を起こしていたことが発表されました。何時から飲み始めたのか定かではありませんが日本酒3合を飲んで、事故は午後10時40分ころという発表で、飲酒検知の結果は0.15mg/l未満で、酒気帯び運転の罰則基準値に達していなかったことから、安全運転義務違反のみの立件で、停職1ケ月の懲戒処分。本日付で巡査は依願退職ということです。
氏名は公表されていませんが、仮にこの警察官に交通違反切符を作成されたことがある県民が事実を知ったならば、きっと「ふざけるな!」と怒りを爆発させることでしょう。遵法精神が薄く警察官としての資質に欠ける警察官が現認した交通違反に、どれほどの信憑性や、交通反則、切符処理制度の効果があるのでしょうか?
この事件について県警監察課は「言語道断の行為、指導を徹底して再発防止に努める」とコメントしているが、再発防止に努めるというセリフは、過去に何度も聞いている。結局、有効は再発防止策とは存在しないのです。本気で再発防止に取り組もうとしても、有効な方法が存在しないことも県警幹部は承知していると思います。ためしに、指導を徹底して再発防止に努める、と県民に向かって公言したのであるから、次回、不祥事があった時は、自分の指導不足であることを謝罪して辞職する、という制度を作ったならば、県警という巨大組織は次々と崩壊していくと思います。法律で定められた特別権力関係に相応する責任追及の制度があっていいと思います。ただし、現状のままであれば、責任追及を回避するために、不祥事隠蔽体質は加速する気もするのですが・・・・
飲酒運転は本当にどうやっても無くすことはできないのかもしれません。このような形で警察の信頼が崩れるのも本当に残念です。

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