何故そんな交通事故解析をするのか?

2014年10月22日 · 未分類

先日名神高速道路羽島インター下り車線で車両5台が炎上した多重玉突き追突事故。
当社佐々木はテレビ朝日ニュースなぜ太郎で解説しました。

本日早朝、他のテレビ番組に出演し同じ事故を解説している交通事故鑑定人の映像を確認してコメントを求められました。
なにやらその交通事故鑑定人いわく

追突したトラックは運転席の位置が高いから前方にいた車が見えにくかった可能性がある

という解析をしていました。
何故そんな交通事故解析をするのだろう?
交通事故鑑定人の程度の低さを露見した解析だと感じました。
追突が発生するまでには相当長い車間距離がありました。
ドライビングポジションと直前、遠方に対する見通しは全く影響しません。

交通事故鑑定の世界にはまだまだこのような事故解析をする鑑定人がおります。

私は繰り返し交通事故当事者、弁護士、メディア関係者などに訴えていることがあります。
依頼しようとする交通事故鑑定人がどんな人物なのかを徹底して下調べすべきです。
鑑定人に至る経歴、人脈など調べぬくべきです。

交通事故は学問ではありません。

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