熊本県警熊本東警察署の署員が道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで検挙された。
熊本県警監察課によると、職員は11月23日未明、酒気を帯びた状態で乗用車を運転し、熊本市内の道路で飲酒件検問を受け検挙された。
熊本県警では逃走や証拠隠滅の恐れがないとして逮捕せずに任意捜査で対応した。
熊本県警監察課の次席は「現在捜査中であり、処分が確定した時点で詳細を発表したい」と延べ、また「厳正に対処したい」と話している。
酒気帯び運転を任意捜査、いわゆる赤切符処理する捜査手続きはよくわかるし、理解もできるが
現在調査中というのはどうも解せない広報対応だと感じる。
飲酒運転事実に関する捜査は現場で完了するもので、あとは組織内の対応の問題である。
ところで熊本県警では11月から3ケ月間を飲酒運転根絶広報啓発強化期間としている。
飲酒運転、無免許運転、交通事故
この3つは絶対に無くしたいと誰もが願っているのに、どういうわけか絶対になくすことができないのである。
警察官も例外ではなく、警察組織内でも飲酒運転は無くしたいと、警察官の職業倫理をもってすれば絶対に無くせるはずだ
と信じているのだが、現実は繰り返し発生している。
免許を取得する16歳になってからようやく飲酒運転は危険で法律で厳しく禁止している行為であると
教養を開始しても、遅すぎる。
警察官になってから、君たちは警察官だから飲酒運転はしてはいけないと教育をしても遅すぎる。
これは車社会に生まれた人として、生まれてから16歳に達するまでの間に
全ての人が教育を完了していなければならない問題である。
いつもそう感じる。