当社は独自に特殊カメラによる画像撮影調査が可能である。そのため交通事故に関連した様々な証拠品が、被害者、ご遺族、被疑者などからたくさん届く。
着衣やヘルメット、車やバイクの部品などである。
どれも大切な物件で保管管理にとても気を付けて行っている。
そんような証拠品を千葉県警香取署の警察官は当て逃げ事故現場に遺留されていたバックミラーを破棄した上、さらに現場には証拠品がなかったと虚偽の報告をしていた。
昨年5月中旬、被害者の男性から捜査状況の問い合わせがあり、ようやく事案が発覚したが、同7月に時効が成立した。
県警は被害者男性に謝罪したが、男性は憤慨しているという。
当然である。
男性巡査は辞職の意向を示してるようであるが、辞職が当然とはいえ、それで問題が解決するわけではない。
千葉県警では館山署でも当て逃げ事故のミラーを廃棄したとして2014年12月に警察官を懲戒処分にしている。
懲戒処分は、非行があった職員を処分する目的であり再発防止策にはなんら意味をなさないことを忘れてはいけない。