またしても、あたりようのない悲惨な交通事故が発生してしまいました。しかもこの前の京都祇園での7人死亡の事故の捜査が終結していないのに、その矢先にこれですから・・・・・別に京都府警が交通事故防止活動をサボっているわけではありません。しかしだからといって有効な交通指導取締りが功を奏しているとも言えません。今回は小学2年生の子供と妊婦さん、妊婦さんのお腹にいた胎児が悲しいことに亡くなってしまいました。残念で、悔しくて、犯人を恨むより、それ以上にこのような不合理な交通事故が連続して発生してしまう交通社会が許せません。
同乗者を無免許運転ほう助で逮捕、これも今回は仕方ないし当然の逮捕権の運用だと思います。確かに逃亡の恐れや証拠隠滅の恐れ、定まった住居がないなど、刑訴法に定められた要件を厳密に解釈するなら、それは疑問だし捜査官しか具体的処遇は判断できません。被害者感情や社会の評価が任意捜査とした場合、許さないと思います。
ここで我々社会人が注意しなければならないのは、運転手と同乗者を全員逮捕した、という事実で事件の全てが終結したと結論づけてはいけないと思います。逮捕とは捜査の一手段で原因究明の第一段階にすぎません。決して捜査の目的でも終結でもありません。京都府警の交通部のみなさんは大変な重労働を強いられていると思いますが、頑張って欲しいと思います。
お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りします。
被害に遭われた多くの方の一日も早い回復をお祈りします。
また京都府で重大交通事故発生
2012年04月24日 · 未分類
タグ :