2015年4月25日、河北新報朝刊記事である。(注)当社はこの事件に関わっていない。
新聞報道だけの情報なので、具体的なことは不明である。
しかし、衝突地点が被害者の主張と異なる、被害者を実況見分に立ち会わせなかった点にも疑問が残る、という理由で不起訴不当議決をしたことは
大きな評価だと感じる。
当社は現在長野県で発生した重傷事故について、まったく同様の案件を調査している。
被害者が重傷を負い救急搬送されている間に、被疑者立会の実況見分が実施されすべての事故態様が形作られたものである。
きっと多くの被害者の方が経験していることだと思う。
警察捜査として必ずしも被害者立会の実況見分は必要ではない。
しかし、主張がことなる時は実況見分は欠かすことができない捜査活動だと感じる。
怪我の回復をまって当社も長野県の事件、しっかり取り組みたいと思う。
勇気をいただいた仙台検察審査会の議決である。