駐車場内での交通事故処理対策について

2015年05月13日 · 未分類

コンビニや大型ショッピングセンター、ホテルなど、車を運転する人が必ず利用する場所が駐車場です。
駐車場というスペースは道路交通法などで定められた統一のルールがなく、また、車を運転中の人も運転を終えた人も、これから運転しようとする人が
混在しているため意外と交通事故が多発する危険な場所と言えます。

道路のように車が高速度で走行していないからといって安心はできません。
たとえ低速であっても、車は車です。人がまともに衝突されると簡単に転倒し、場合によっては死亡という結果になった
事例もたくさんあります。

駐車場であっても交通事故が発生したらまずは警察に届け出ることが必要です。
そして、警察官にしっかりと車の損傷程度を確認させることも必要です。

損傷が極めて小さく、事故によるものなのかはっきりしないという時もあります。
このような時は、あやふやな状態で終わらせることなく、
きちんと最後までその傷が事故によるものか、違うのかをはっきりさせてから別れるようにすることが
大切だと思います。

一つの判断基準として、傷の大きさや高さが矛盾しなかいなどを検討することだと思います。

今朝、交通事故専門の看板を掲げている弁護士ニュースが目にとまりました。
忠告として安易いその場で示談はしない。
これはもっともだと思います。

しかし、もう一点の忠告を見て愕然としました。
保険会社に任せるのが得策だということも覚えておこう。
というのである。

示談による早期円満解決を図ろうとする弁護士の立場とすればそうなってしまうのかもしれない。
しかし交通事故専門の看板を掲げているのであれば
やはり、安易に保険会社に頼るな
という忠告を発して欲しかったと思います。

私からの忠告とすれば、保険会社から示談交渉の仕事を受けている交通事故専門の弁護士も多数存在することを
交通事故当事者になったら思い出すべきだと思います。

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