今年6月、北海道砂川市で飲酒運転による一家5人が死傷する交通事故があったことはまだ記憶に新しい。
この事件は砂川市を一躍悪い印象で全国に知れ渡った。
当社佐々木も6月10日、TBSテレイビ「ひるおび」で事件の解説をしたばかりだ。
この事件を管轄し処理したのは北海道警砂川警察署である。
あらゆる法令を駆使し、緻密な捜査を積み上げて事件を解決した。私は本当に道警はよく頑張ったと感心していた。
これで少しでもご遺族の気持ちに捜査側が応えることができたと感じていた。
しかしその砂川警察署に勤務する50代巡査部長が11月1日の朝、自家用車で二日酔い状態の飲酒運転で出勤し検挙されたニュースが流れた。(写真上、TBS系JNNより)
調べに対し、巡査部長は前日の夜から翌午前2時ころまで、同僚警察官と居酒屋で約8時間にわたり飲酒し、一旦帰宅した。
巡査部長は出勤する際に自家用車で勤務先の砂川警察署へ行ったが、同僚が酒の臭いに気付き呼気検査を行った。
その結果は基準を超えるアルコールが検出された。
巡査部長は飲酒運転事実を認め、道警は近く巡査部長を書類送検する方針である。
情けない、恥ずかしい、もう最悪
砂川市民のコメントが報じられている。
全くである。
砂川市では6月の事故を受け街全体をあげて飲酒運転撲滅に取り組んでいる、まさにその最中の出来事である。
しかもそれが現職の警察官であるから市民の怒りは当然である。