観光バスの車両火災事故の原因調査・真相報道バンキシャ

2016年01月10日 · 未分類

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今年の年末年始にかけて、観光バスの車両火災が相次いで発生した。
大勢の乗客がいるバス火災は一歩間違うと重大な人的被害を生む危険性がある。

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日本テレビ・真相報道バンキシャ!においてバスの車両火災事故の原因調査に当社佐々木尋貴が立会い、解説を加えた。
観光バスにはテレビ、室内灯、冷蔵庫などの後付する電気設備が多く、また電気設備の数だけ電気を供給する配線が増える特徴がある。
(一般乗り合いバスでも、乗降用ボタンや料金表など電装品が多い)
後付け電気設備の配線は簡易な被覆処理(配線を覆うビニール製の一般的なもの)の状態のまま束ねられている。

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このビニール製の被覆が走行中の振動、車内寒暖の繰り返しなど経年劣化により破損し、中の配線がむき出しになるとショートして火花が散り、燃えやすい付近の物に引火して
車両火災の原因になる確率が高くなる。

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バスの利用者が具体的にできる予防策というものはない。
だから臭いや煙、蛍光灯のちらつきなど何等かの前兆を感じ取ったら速やかにバスの停止を運転手さんに呼びかけ、
避難することが大切になる。

一旦出火すると車にはガソリン、軽油、各種オイル、グリスなど可燃物が多く火の回りが早いことを認識しておこう。

車両撮影を快諾していただいた
東京都日野市上田 東新観光株式会社の皆様に御礼申し上げます。
車両点検状態、運転手の応対など大変素晴らしい会社でした。45
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