長野県警上田警察署交通課警察官が交通違反取締り中に、県警の別の警察官がスピード違反をしたのに違反切符を切らずにもみ消していた疑いが出てきた。
上田警察署交通課の複数の警察官がスピード違反取締り中、他の警察署勤務の警察官がスピード違反をしたのに違反切符を作成しなかったというもので、内部告発から事件が発覚した。
長野県警が捜査すると、こういったもみ消しは去年夏頃から複数回行われており、犯人隠避罪として捜査を継続する。
たまたま内部告発者がいるから長野県警本部も捜査に着手するが、そもそも上田警察署交通課がそうであったように、また違反をした警察官本人がそうであったように、組織が組織を捜査して事件解明することは無理なことである。
必ず組織上の管理責任が広がることを最小限にしようと恣意性が働く。
過去の遡り、多数の警察官が犯人隠避に問われると多数の罪人が存在する警察組織になってしまい、それは県警本部として回避しなければならない。
だから内部捜査は事件の落とし所をきめた捜査結果になる。