本日のコラムはかなり生々しい。
精神的にまだ不安定なご遺族などはスルーしてもらって構わない。
4年前、高校生がバイクに乗車中、トラックに轢過されて死亡する事故が発生した。
フルフェイスのヘルメットは押しつぶされて変形し、頭部損傷も激しい。
ヘルメット外表には回転創のゴム様の付着物が肉眼でも認められる。
では何が問題になっているのか?
副検事の認識である。
警察捜査結果に従えば説明がつけられないヘルメットと頭部損傷について、副検事は「バイクが転倒した際に壊れたものだ」と結論付けたことである。
現場を知らない検察官が、物を見ず、机上の書類で捜査という名前の仕事をするとこうなる。
検察官に噛み付く法曹人も限りなく少ない。
さらにこのような結論を出す検察官は、他にも奇怪な現象を「これはおかしい」と言えないからご遺族は不信感を抱く。
ようやく素晴らしい弁護団と出会い、地味な調査を繰り返し、やっと裁判所も少し問題意識を持ってくれたようだ。
あと一息、故人の代弁者となって頑張ろう!