飲酒運転を撲滅させることの難しさがわかります。
NHKニュース
酒気帯び運転してガードパイプに衝突する事故した警官を懲戒免職
高知県警察本部の30代の男の巡査長が、酒を飲んだ状態で車を運転してガードパイプに衝突する事故を起こしていたことが分かり、県警察本部は8日付けで、この巡査長を酒気帯び運転の疑いで書類送検するとともに、懲戒免職の処分にしました。
懲戒免職の処分を受けたのは、県警察本部に勤務する30代の男の巡査長です。
県警察本部によりますと先月26日の午後11時45分ごろ、高知県黒潮町佐賀の国道56号線で、巡査長が運転する乗用車がガードパイプにぶつかったということです。
近くを走っていた車の運転手の通報を受けて駆けつけた警察官が調べたところ、基準を超えるアルコールが検出されたということです。
警察の調べに対し、この巡査長は高知市内で親族の家で酒を飲んでいったんはタクシーで自宅に戻りましたが、知人に会うため、自分の車を運転して高知県四万十市へ向かったということです。
調べに対し、「大変申し訳なく思っています」と容疑を認めているということで、県警察本部はきょう付けでこの巡査長を懲戒免職の処分にしました。
県警察本部の依岡若行首席監察官は、「極めて遺憾で、県民の皆様に深くおわびします。再発防止を徹底し、県民の信頼回復に努めてまいります」と話しています。