6月後半から7月10日過ぎまで、期日指定の提出報告書が結構重なってずっとブログの更新をサボっておりましたが、そのかんにも全国各地でいろいろな警察不祥事が報告されているよですね。当社の趣旨からすればその中でも交通事故と交通違反などと中心にしたいところですが、私の個人的な考え方として捜査機関の証拠捏造、隠蔽、虚偽公文書作成は絶対に許すことができないと考えておりますので、それらも含めて思うところを書いていきたいと思います。
さて、6月28日午後11時25分ころ、石川県七尾警察署地域課の巡査部長さんが飲酒検知結果0.15ミルグラム超の酒気帯び運転で追突事故を起こし逮捕されました。「まことに申し訳ないことをしてしまった」と反省の弁を述べ容疑を認めているようです。飲酒運転や無免許運転などは警察官に限らず、誰だって、法律上のことばで表現すれば「何人も(なんぴとも)」やってはいけないことですが、法律の現場執行者である警察官だとやはり許せないのが国民感情というものでしょう。「今日私は捕まらない」と勝手に思い込んで飲酒運転するのと同じ気持ちで公僕に就かれていたのではやるせません。
しかし、それよりも私がどうしても許せないのが、今回の場合は首席監察官の事故を受けてのコメントで、相変わらず「警察官としてあるまじき行為、極めて遺憾。再発防止に全力をつくし、厳正に処分する」という内容である。全国各地で警察官の飲酒運転が問題となっているのに、石川県警首席監察官はようやく、今頃になって、やっと「再発防止に全力を尽くす」必要性を認識したようなコメントしか語れない実態です。不祥事の温床はまさにこの実態にあると思います。
警察官の飲酒運転交通事故
2012年07月07日 · 未分類
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