運転免許保有者であれば誰もが必ず訪れる高齢者の自動車運転問題。
現実に直面しているご家庭も多いと思います。
5月16日放送、フジテレビノンストップで佐々木が解説しました。
この問題は単に運転免許を自主返納させれば解決できるものではありません。
東京23区内にお住まいがあるご家庭であれば車が無い生活でも不自由を感じることが少ないでしょうし、むしろ車を所有するランニングコストを考えたら、車を手放した方がいいという方もいます。
しかし実際には多くの家庭では車が必需品で、車が無い生活は成り立たないものになっています。
農村、漁村だけではなく整地された郊外の新興住宅団地は車がある生活を前提に造成されています。
車は大切な交通手段だから免許の返納を促すには代替となる公共交通網が整備される必要がありますが、直ぐに実行に移せるものではありません。
高齢者ドライバーとは65歳以上のドライバーと定義されます。
普通免許は法律で満18歳以上という年齢が定められています。
17歳で運転技能、知識を習得していても免許は取得できません。
では、法律で満65歳以上は運転技能、知識があっても年齢のみを理由に免許を返納させるという考え方もあります。
自主返納しなくても免許は有効期限が切れたら無効になるから、車は乗らないと決意をしたなら自主返納をする必要がないという考え方もあります。
まだまだ課題があります。
交通事故防止に特効薬はないという先輩の教えがよくわかります。