第二議員会館
衆議院
竹本直一議員と面会
熊谷小4男児死亡ひき逃げ事件についてご遺族とともに竹本直一議員に現状の問題点を報告しに伺う。
本案件は司法解剖が行われたが、それを前提に下記の問題ある。
時効の期間は罪名によって異なる。
本案件では時効成立前に検察官送致しなければならない被疑事実を、自動車運転過失致死とする明確な捜査結果が得られていないこと。
送致前の被疑事件では過失運転致死被疑事件の他にも、より量刑の重い他の被疑事実事件があること。
しかし過失運転致死被疑事件の罪名だけが一人歩きして時効問題が浮上していること。
犯罪捜査を簡記すると
被疑事件の認知→被疑者の特定→被疑事実の証明→被疑事件の送致
これがプロセスである。
現状は事実を知る被害者が死亡し、被疑者特定と被疑事実の証明がないまま自動車運転過失致死被疑事件として送致を迎えようとしており、時効が迫っているところにご遺族は問題提起している。
議員からは今月19日に開かれる交通安全議員連盟の場で議題にする意向を確認した。
19日の議員連盟には法務省、警察庁も出席予定。
結果に大きな期待は持てないが人事を尽くし、国レベルで動いているというところである。
報道各社も高い関心を示し全社で対応してくれている。