愛知県警知多署の30代刑事課勤務の巡査部長が名古屋市内で飲酒、そおまま車を運転して信号待ちをしていた乗用車に追突する交通事故を起こしていたことが報道されました。事故は9月11日未明。
巡査部長は「これまでにも飲酒運転をした」と供述しているようですが、これまでにも何度も警察官の飲酒運転は発生し、その都度再発防止に努めますというコメントが報道されていました。各種通達が第一線警察署にも流されていたのですが、通達や指導教養などは再発防止策に全く効果がないことが実証されている気がします。
「事故防止の徹底について」などという題名で通達が流れるのですが、回覧板形式でただハンコを押して終わりです。指導教養ノートという大学ノートが個人に配布されて、そのノートに通達を張り付けて幹部の決済を受ける、なんていう方法をとっているところもありました。そして、きちんとすべての通達が大学ノートに張り付けてないと、「ちゃんと張り付けておけ、監察の時に説明できなくなる」という理由で戻されたものでした。これを実質的に有効な事故防止手段だと考えられているのです。
警察官に限らず、飲酒運転は何人も禁止されていることですが、法律で禁止されているから飲酒運転はダメなんだと理解しては説明が足りないのかもしれません。教育的には何故飲酒運転が危険なのか、禁止されるのかということを免許年齢に達する前から教えていかないといけないと思います。
今から徹底すれば今日誕生した子供が20年後に車社会に出る時、必ず教育の効果は表れているはずです。私は教育に無駄はないと考えています。
警察官の飲酒運転事故
2012年09月16日 · 未分類
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