今月は出張事故調査が続いていますが、その第二弾は川崎市での事故調査でした。
川崎市の事故車保管場所施設に行き、廃棄される前に徹底した痕跡の調査を行いました。私は初めて初めて廃棄待ちの事故車保管場所に足を踏み入れましたが、その台数の多さに圧倒されてしまいました。これはいった何年分の事故車の数だろうと思いましたが、どれもまだまだ新しい事故車で、古くても半年程度じゃないかな、などと考えながら目的の車を案内してもらい約2時間、様々な調査を行いました。
そして、今回の調査でもとても有力な情報を発見することができました。このような発見をするたびに、廃棄されなくてよかった、と実感します。着衣も所持品も、車も捨てるのはいつでもできます、とにかく長い民事裁判が終了するまで事件事故関係物はしっかり写真に残し、その上でも許されるなら現物を保管しておくことが大切です。
今回の発見で、交通事故調査は次の段階に進むことになりました。