3月15日から17日まで宮崎県で交通事故調査を行いました。いくつかの問題点を指摘するところがあるのですが、これから調査した内容を分析していきたいと思います。
それにしても事故調査で全国をまわりますが、通じて言えることは事故直後、あるいは事故直後とは言わないまでも事故日に接近した日の情報がどうしても少なく、正確なところが読み取れません。路面の痕跡や車の損傷などは警察官の実況見分調書に添付されている写真を頼るほかは、情報を得る手段がなくなっているのです。
遺族が冷静に事故現場の写真を撮るということは難しいと思います。それは仕方ありません。だから事故を目撃した誰かが、携帯電話のカメラで十分だから撮影してくれたらと思います。
路面に残された痕跡は車の破片なども含めてすぐ逸散してしまいます。もし順番を付けるとしたらやはり最初は路面上にある痕跡の有無、位置関係を写真撮影して記録に残しておくことだと思います。