5月24日から5月26日までの3日間、交通事故の遺族として「生命のメッセージ展in仙台」に参加し、活動してきました。仙台市中心部の商店街に159命(めい)のメッセンジャーと呼ばれるボードが立ち並び、通行人に命の大切さを訴えました。
ここには交通事故やその他の犯罪によって命を失った方々の遺族の想いが込められているのですが、被害者の立場としてこれほど多くの遺族が初動捜査に不信を抱いている現状があるのです。
ちょうど犯罪被害者支援センターの会議なども行われているのですが、被害者の立場での支援ということを考える時、必ず避けて通れないのが、警察の捜査に対する不信感なのです。この不信感を真摯に受け止めて聞く耳をもたなければ被害者支援という公的機関は意味を無くすと思います。まして、捜査について警察批判をするシンポジウムなどには参加しない、といった体質が残る都道府県警察では絶対にあってはならないと思うのです。確かに警察側の代表として参加する立場の方にしてみれば、頭の痛い話や質問で責められるのはつらいでしょうが、それこそが遺族の捜査に対する率直な感想です。
次回開催は沖縄県です、そちらでも頑張りたいと考えています。