なんでこんなことばっかりするのか、甚だ疑問である。こんなことは流石の幹部だって想定外だろう。
警視庁は6月10日、虚偽の交通違反切符を作成したとして、虚偽有印公文書偽造、同行使容疑で浅草署地域課の51歳巡査部長を逮捕したと発表した。
逮捕容疑は、平成23年12月上旬、台東区ないの交差点で20代男性の運転する乗用車が赤信号無視した違反について、原付バイクが右左折方法違反したように改ざんした書類を作成し反則切符を作成したということである。
さらに、この事件が発覚した理由は平成25年2月、50代惰性の原付バイクが左折専用レーンを直進した違反について、巡査部長から「反則金が安い方で処理する」と言われたと浅草署に申し出たことだ。
警視庁は過去の取締り記録も調べているということだが、まだまだ出て来るだろう。
先日、古屋国家公安委員長が交通違反の取締りの在り方について苦言を呈し問題となっているが、交通事故防止を願うという大義名分すら失われている現状が見えてくる。
事実ありのままに、正しいことを正しく処理することが難しい組織構造になっている気がしてくる。
交通違反問題、交通事故捜査問題、警察官の虚偽報告書作成問題は徹底して追及すべきだと考えている。