栃木県警さくら署は6月23日、休日に缶ビールと酎ハイを飲んだ後、買いもに行くため乗用車を運転し、事故を起こしたとして宇都宮東署刑事二課の56歳警部補を道路交通法違反の疑いで現行犯逮捕したことを発表した。警部補は容疑を認めている。
この飲酒運転が発覚した理由は、コンビニ駐車場に入ろうとした際、出入口で一時停止中の軽自動車に衝突し、軽自動車を運転していた女性が110番通報したことである。
このような場合、アルコールの影響と交通事故の間に直接的な原因があるのかがよく問題になる。そして多くの実例実務ではアルコールの影響と事故の間には因果関係が無いという結論になってします。一般的にはなかなか馴染めない捜査側の考え方であるが、見方を変えると、交通事故はアルコールを飲んでいなくても、運転免許を持っている者でも起こしているのが実情だから、アルコールを飲んでいたから今回の事故が発生したという結論にはならないのである。
交通違反と事故の原因は必ずしも一致しない。
それにしても、事故の原因が何であれ飲酒運転による事故は厳しく処罰されるのは当然だと思うし、ましたそれが警察官であればより厳しい処罰が下されるのは一般的な市市民感覚だと思う。
警察官としてあるまじき行為、再発防止に努めるというコメントも具体性はない。
どうしたらいいのか、誰もわからないし、教えることもできない。
すこし暗い気分になったニュースである。