宮城県内の死亡事故が8月中に一気に加速しております。残念です。宮城県は26日に非常事態宣言を出しておりますが、宣言当日から連日で死亡事故が発生し、昨日30日にもまた死亡事故が発生しております。県警交通部、地域部、警備部で編成している「緊急取締連合部隊」を新たに組織し県警本部前で出動式を行いました。報道発表では、出動式により、取締りを強化する方針を確認したとあります。
これまでもずっと取締りの強化は言われ続けておりますが、今回の緊急取締連合部隊による取締り強化は何か特別違うのでしょうか?
これまでに試みてきた取締りは施策として間違いだったから、今年度の死亡事故が増加してるのでしょうか?
死亡事故が多い年度と少ない年度があるバイオリズムは取締りの強弱と因果関係はないと思います。
その原因を的確に分析することもできないと思います。分析可能であればピンポイントで死亡事故を激減されることが可能ですが、誰もわからないのです。
その理由は道路を利用する者すべての意識の問題だからだと思います。
多様なヒューマンエラーによって引き起こされる交通事故に対してい、速度違反、交差点関連違反など定型的取締りの強化は功を奏さないと思います。
取締りの強化は現場の警察官にも大きな負担となり、ミスが増えることも過去の教育として学んでいるのですが
警察としてできることは、やはり取締りを強化することという結論になってしまうのでしょう。
車を運転するみなさん、自転車のみなさん、歩行者のみなさん、絶対に事故を起こさないという意識を持って道路を利用しましょう。