白バイ隊員の受傷事故

2013年08月31日 · 未分類

8月29日に緊急取締連合部隊の出動式が宮城県警察本部前で行われ、多くの白バイ隊員が隊列をなして街頭取締りに出動した。
その出動後の29日午後2時20分ころ、流動取締りしていた県警交通機動隊の白バイ隊員が緩やかな左カーブの県道を走行中、道路右側の街路灯に衝突し転倒、意識不明の重体となっている。

道路右側の街路灯に衝突するに至った原因はわからない。
しかし、白バイ隊員に対して取締りを強化しろという課題を与えることは間違いだと思う。

私の経験から言えば、検挙件数を求められながら運転することは極度の心理的プレッシャーがある。
白バイに乗務しながら他の交通に目を配り、違反に目を光らせる運転行為とは、すなわち
運転操作に専念する注意力が著しく低下することを意味する。

違反は「探してはいけない」

訓練教育を受けた時に先輩から教えられた受傷事故防止策である。
白バイは幹線道路を走るだけで、周囲の平均速度が一気に下がりドライパーに緊張感を与えることができる。
その白バイ特有の効果を殺してはいけないと思う。

白バイ隊員の一日も早い回復を心から願う。

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