ひき逃げ事故の情報をお願いすます

2013年01月14日 · 未分類

佐賀県にお住まいの「未解決ひき逃げ事件」のご遺族が、情報を求めておられます。

どんな小さなことでも結構です、ご協力をお願いいたします。

●事件発生日時/2011年2月25日(金)
        午前3時~3時50分

●事件発生現場/山梨県甲斐市志田 国道20号線上り
(大型ショッピングセンター『ラザウオーク』前)

●事件の概要

午前3時50分、「人が倒れている」というトラック運転手からの通報によって、口と耳から血を流し、うつ伏せに近い状態で倒れている平野隆史さん(24歳)が発見された。すぐに山梨県立中央病院へ救急搬送されたが、2月27日午前7時7分、意識を回復せぬまま息を引き取った。
死因は右側頭部打撲による頭蓋内損傷。骨折箇所は右側に集中しており、下半身に損傷はない。
事故当初は事件、事故、病気などさまざまな状況を視野に入れて捜査されていたが、現在は、現場状況、司法解剖の結果などから、「ひき逃げ事故」と断定されている。

●お母さまからのメッセージ

我が家の三男平野隆史(24歳)は、長崎の大学を卒業後、大手飲料メーカーに就職し、山梨県の工場に配属となり品質管理をしておりました。
23年2月24日夜、会社の送別会に出席。三次会を終えて、25日2時50分頃、同僚の方に自宅アパートまで送ってもらいました。

私たちがどうしても納得できないのが、一時間の空白です。息子の休みは27、28日です。25日は出社の予定で、部屋にはアルコール検知機もありました。
数時間後には仕事に行かなければならないのに、何故一時間も外に居たのか? 捜査上は何のトラブルも出て来なかったので、酔っ払っての事と警察は考えているようですが、最後まで一緒だった同僚の方は「そんなに酔いが深いとは思わなかった」と証言されています。
何の用事も無く、数時間後には出社しなければならない息子が、冷え込む2月の深夜に、外を1時間もうろついていたとはどうしても考えられません。何かあったはずです。
二つ目の疑問はブレーキ痕、破片、塗料などが検出されていないことです。
警察はしゃがみこんでいる所を右側より当てられたと見ているようですが、車との接触での骨折であれば、服や髪の毛などに何らかの痕跡が残らないものでしょうか。

事件や事故、震災など、さまざまな事で大切な家族を失われた方が大勢いらっしゃいます。
大切な家族を奪われた悲しみ、喪失感、怒り、皆同じだと思います。
私たちの場合はその上に、怒りや悲しみをぶつけようにも、事件の詳細も加害者もわからず、苦しみ続けています。草の根をかき分けても犯人を捜したいけれど、佐賀と山梨はあまりにも離れていて何もできず、息子の死から2年が経とうとしている現在も、何の進展もないままいらだちの中で時間だけが過ぎています。私たちは、隆史の存在が、そして事件の事すら忘れ去られていくのが怖いのです。

発生時間が時間だけに、目撃情報はあまり期待出来ませんが、犯人の近くにいる方の情報提供に期待しています。
事件現場は山梨県甲斐市国道20号線上りラザウオークという大型ショッピングセンター前ですが、国道は果てしなく続いています。
犯人は山梨県在住とは限りません。

人をはねブレーキも踏まず通り過ぎていった犯人……。
その犯人の近くにいる方、何か目撃された方、情報をお持ちの方、また、隆史がなぜ1時間も外に居たのか、何か情報をお持ちの方、些細な事でも構いません。犯人逮捕のきっかけになるかもしれません。
情報提供をどうぞよろしくお願いします。
一日も早い犯人逮捕を隆史と共に切に切に願っております。
             
                   隆史の母 平野るり子

★情報は平野さんのメールまでお願いいたします。
hiraruri56@orchid.plala.or.jp

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轢過交通事故の実験

2013年01月14日 · 未分類

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実験は真実をより明らかにします。当社では証明が必要であれば可能な限り実験を取り入れるようにしています。交通事故を実際に発生させる実験などはできませんが、イメージだけでは伝えきれない事故の形態は直接実験によって裁判官に伝えるようにしております。
今回は大型自動車を利用しての大がかりな実験でしたが快諾してくれる協力企業のおかげで無事実験の目的を達成することができました。私はスタッフに恵まれていると感じました。
ところで大型トラックのタイヤというのもの大きいです。直径が約1mもあります。つまりタイヤが一回転しただけで3.14mも進んでしまいます。低速でも十分に轢過されてしまうものです。

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新年最初の憎悪

2013年01月12日 · 未分類

せっかく気分よく物損事故の調査が済んでいたのに、悪徳と言っていいかもしれませんが、当社の理念からすれば明らかな悪徳行政書士の一端が見えて今後一切の取引き解消することにしました。
東京で発生した交通事故の依頼を受けて協力して取り組んでいたのですが、調査報告書を作成したところ、なんと事故調査依頼人からの料金を膨らませたいから4人で調査を実施したと記載して欲しいというのです。また当社規定の調査料金体系が安すぎて人件費にもならない、日当を高くするために調査料金を高くしろとのことでした。冗談ではありません。当社の料金体系が若干格安なのは、依頼人の負担をできるだけ低く抑えようとする努力のためであり、卑しくも調査報告書に小細工して調査料金を規定の10倍にするなんていうことは考えてもみません。丁寧に調査料金を引き上げることはしないと伝えていたのですが、あまりにしつこく説教にまで発展したので、以後当社とは取引きしないことを伝え完結です。
私には倫理というものがあります。交通事故で苦しんでいる方々のお役に立ちたい、その目的のみが当社の設立目標です。

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軽微な物損交通事故調査

2013年01月12日 · 未分類

午後一番で仙台市の隣町大衡村IMG_4589
軽微な接触事故調査のため黒川郡大衡村(おおひらむら)を走る国道4号に向かいました。2005年に栗原郡花山村の町村合併により栗原市が誕生したため、大衡村は宮城県内唯一の村として残る自治体です。当然人口も車の台数も少ないのですが、東北流通の大動脈である国道4号が村を貫いているし、冬は地吹雪地帯となって結構大きい死傷事故が発生しています。しかも被害者は村民のお年寄りで加害者は他県というパターンが多い特徴があります。今回私が調査依頼を受けた交通事故は、発生が2006年1月でもう7年も前の事故です。凍結路面のためゆっくりとろとろと走っていたところ赤信号になったため停止しようとしたら滑走が始まりました。その時ちょうど対向車も赤信号で止まろうとブレーキを踏んだら滑走を始め、お互いが滑りながら近寄っていき、どうも一方の当事者の方が一足早く右側車線に飛び出したらしく、中央線から10cmほど右側車線でバンパー同士が触れ合って停止したというのです。和解が成立していないというのです。しかも一方は大阪府のトラックでもう一方は青森県のトラックです。たまたま1月11日に両当事者が揃って、再び大衡村を通過するという連絡を2日前に受け、事故調査に至ったわけです。
もう、当時の道路は拡幅整備などですっかり様変わりしており、調査不能、解決手段無しと判断し相談無料の当社規定により、お話だけを現場で窺うことにしました。全くボランティアです。お互いいい人なんですよね。私は調査してもわかりません、被害と言える被害もなかったし、お互いがもう廃車にした過去の車だから、事故が取り持った縁ということで握手をして気持ち良く別れたらと提案しました。結果オーライです。笑って現場を離れ7年来の問題も解決です。
あまりに気持ちがよかったのでお互いの了承を得てブログにしました。
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青空に向かう泉ケ岳が綺麗でした。

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交通事故が多発する気配の早朝

2013年01月10日 · 未分類

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昨日の早朝4時30分ころの仙台市内の国道48号です。仕事のため車での移動でしたが本当に気持ち悪い路面でした。薄く雪が積もり、それなりに直線ど緩やかなカーブがありスピードが出ているとちょっとブレーキを踏んだだけで滑り出し、ブレーキを踏むのを怖がってカーブに差し掛かってしまうと遠心力だけで車が滑り出してしまいます。こんな道路は速度を落とすしか滑走事故を防ぐ手段はありません。完全な積雪、圧雪路面になってしまえばみんなスピードを落とすのですが、スピードを出せないわけでもないのでついつい普段通りにスピードがのってしまいがちです。
でれほどスピードを落としたら安全か?そんな決まった速度はありませんが、経験上30km/hを超えてカーブに入ったりブレーキをかけると一気に危険度が増すようです。

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死亡事故多発県は愛知県という報道

2013年01月02日 · 未分類

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
さて、2012年中の交通死亡事故全国ワーストワンは2年連続で愛知県という結果になったそうです。私の知人が愛知県で交通事故防止活動を積極的に行っていますがなんとかこの不名誉な記録から抜け出したいと訴えております。
愛知県ですと、現在進行形の交通事故調査が3件あるのですが、もう少し書類を丁寧に作成できないものだろうか?と疑問に思いながら処理しております。
今年1年、また交通事故事件、交通違反、捜査書類のかかえる問題で悩んでいる方々のお力になりたいと思っております。

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警察官の飲酒運転事故

2012年12月30日 · 未分類

北海道新得警察署交通課の52歳巡査部長が12月29日午前8時15分ころ、ビールなどを飲んで飲酒運転をして自損事故を起こした事実で逮捕されました。報道によると自損事故を速やかに届出をせず事故から40分後に110番通報したため事故不申告の罪名も追加されているようです。
この1年間、私は様々な交通事故被害者遺族のシンポジウム等に参加して多くの有識者や事故関係者と話をする機会がありましたが、飲酒運転事故によってどれだけ多くの被害者が苦しめられているのかよくわかりました。被害者、遺族の怒り、苦しみ、憎しみは国や行政を動かすほどの原動力になっています。その被害者遺族の想いをどれだけの警察官が理解してくれているのか疑問です。警察庁では悪質危険違反の絶無や自転車のマナー向上を国民に訴え取締りを厳しくするとまで言い、強い義務を課そうとしています。ルールを守るのは当然ですからそれはそれでいいと思います。しかし全国の警察官に対しては国民に課した義務以上に強い態度であるべきだと思います。
警察官だからこそ許されないという義務が存在すると思います。
監察官の厳正に処分するというコメントの意味もわかりません。そもそも今更事実関係を調査するなどという道警監察官室は、これまでにどのような対策案を作り徹底させてきたのでしょう。その対策案が失敗なのか、ほかにもう打つ手がないならまだまだこの種の非行事案が続くことを想定しているのか、そう思えてきます。
全国警察組織に限るなら、警察官の飲酒運転は今日からでも永久的に絶無を期すことは本来当然の姿だと思います。

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交通違反もみ消し疑惑

2012年12月28日 · 未分類

私は白バイ乗務を始め交通指導取締業務に就いていた経歴があり、その経歴を知っている方から時折「同僚とか友人知人の時は交通違反をもみ消したり、見て見ぬふりをするっていうのは本当ですか?」という質問を受けることがあります。基本的にはそのようなことはありません。基本的にとは?簡単に言ってしまえばやってやれないことはないし、その方法だって全く難しいことはありまえん。しかし、もみ消したことが生涯秘密として保たれるかというと、秘密というものは必ずバレルというのが組織人として体得した私の感想で、秘密がバレてしまった時には職を失う厳しい処分があります。だから私の場合は例え友人知人、身内、同僚であっても他人をほんの少しばかり面倒をみてあげたが故に、自分が失職するのではたまりませんので全くもみ消しには耳を傾けませんでした。
さて、12月28日の各社新聞報道では静岡県警袋井警察署の交通指導取締係に勤務する50代男性警部補が、同僚警察官の25キロ超過速度違反をもみ消したとして犯人隠避、証拠隠滅の疑いで書類送検され、停職1か月の懲戒処分を受けた末に同日付けで依願退職したということです。警部補は「同じ署員だったから切符を切らなかった、2か月過ぎても表ざたにならなかったので速度測定記録書をシュレッダーにかけて破棄した。」と動機を語っています。交通違反もみ消しなど簡単にやってやれないこともない行為で現場の警察官次第ということを物語っています。袋井署の事案を事例にすれば、交通違反のもみ消しは疑惑ではなく、現実という結論になります。この事案が発覚した理由は県警監察課に匿名の投書があったことから判明したようですが、私が言う組織内において秘密は破られるということの実態です。
それにしてもみ消してもらった同僚警察官に対しては「自分からもみ消しを依頼した事実はなかった。」つまりもみ消した警部補が勝手にもみ消したという理由で本部長注意で終わりました。警察官の資質として公僕に就く身では許されないと思います。もみ消された事実を一番よく知っているのは同僚警察官本人なのですから、自分から組織構造に関して問題提起すべきだったと思います。結局はもみ消してもらって助かった、よかったという考えでしかなかったのだと思います。
この同僚警察官は今年11月18日に反則金18000円を切符処理を受け反則金も即日納付したという報道もありますが、果たして速度測定記録書が既にシュレッダーにより破棄されて唯一の証拠がないのにどのように速度違反を立証して切符処理したのかも疑問です。本当に違反超過速度が25キロだったのか?30キロ超過ではなかったのか?違反時間はどうやって特定したのか?など極めて曖昧不明です。一見当然のように思いますが、唯一の物証がない状態で違反から約1年経過した後でも切符作成が可能ということになります。報道発表を信用するしかありませんが、このような悪質な案件が切符処理という簡易な方法で落着するのであれば、結局、違反もみ消しも、違反の捏造も物証に基づかずに簡単にできるという結論になります。
報道関係者もことの顛末に関心をもって取材質問をして欲しいと思います。
袋井警察署、以前取り扱った事故で何度か伺ったことがある警察署でした。信頼回復に向けて頑張って欲しいと思います。

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自転車の飲酒運転交通事故

2012年12月28日 · 未分類

自転車も道路交通法では軽車両とされ立派に道路交通法の適用を受けることは多くの方も知っていると思います。また大阪府警の管内では自転車の死亡ひき逃げ事故が発生し、その犯人がまだ検挙されていません。私の知人のお母様も自転車に跳ねられて死亡しております。このような中で警察庁では自転車の運転マナーの向上に乗り出してヘルメットの着用義務は原則歩道通行を禁止し車道左側通行の徹底を協力に推し進めると報道しております。
このような警察情勢ですが、先日静岡県に出張した際、交番の前で立番勤務をしている警察官の前を何台もの自転車が通り過ぎて行きましたが、見ていると停止灯を持った警察官は無関心です。さらに広島県警では広島県警監察官室次席の50代男性警視が12月1日午後9時10分ころ東広島市西条岡町の市道で飲酒の上で自転車を運転し、そのあげくに歩行者と衝突する人身事故を起こしていました。飲酒量などは捜査中として公表されていませんが、飲酒場所や飲酒の動機、理由などは捜査の結果を待たないと判明しないこともありますが、飲酒検知結果などは数値の問題だけで実際に飲酒検知を行ったのであれば即答可能なものだと思います。捜査結果をまって厳正に対処するというコメントも報道されていますが、行為者の処分というものは組織全体の再発防止策にならないことに気付いて欲しいと思います。県警幹部の責任ある者が犯した悪質違反を伴う人身事故ということをわきまえて対応してもらいたいと願います。

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警察捜査に求められる感性

2012年12月28日 · 未分類

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12月22日土曜日、東京四谷の司法書士会館で行われた犯罪被害者のシンポジウムに参加してきました。交通事故でわが子を亡くした生命のメッセージ展代表の鈴木共子さんの講演などに続き、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏の講演を拝聴しました。鳥越俊太郎しは1999年10月に発生した桶川女子大生ストーカー殺人事件を取材した経緯から、警察組織内に長年はびこる民事不介入の原則が重大事件の防止を阻害していると述べていました。また現場で活動する警察官の捜査感覚、感性の醸成が必要だという意見でした。私も両方ともそのとおりであると感じます。確かに桶川ストーカー事件以降は署内会議の場で民事不介入の原則は存在しないという認識をもつことと指示され、現場の警察官の意識は徐々に変化していると思います。問題は現場にいる警察官の捜査感覚・感性です。警察は階級社会であることはご存じのとおりです。第一線の事件事故犯罪現場で活動する警察官には鋭い捜査感覚や捜査感性を持っている方がたくさんおります。しかし、その捜査感覚や感性が組織的に反映されない大きな理由が私なりになんとなく感じていることがあります。階級社会では上位階級者こそ研ぎ澄まされた捜査感覚、感性が必要です。上位階級者特に捜査主任官などと言われる職に就いた人が、どうしようもないサラリーマン的警察官や昇任と上司の顔色伺い、問題の先送りによる責任所在の放棄に多くの時間を費やすような場合、現場の捜査感性が組織捜査に反映されないことがお分かりかと思います。これは階級制度の弊害部分です。階級制度には多くのメリットもあるのですが、警察の本来の目的を達成するために欠かせない大切な部分に階級制度の弊害が押し寄せているのです。
鳥越修太郎氏は、上位階級者は捜査の感性は必要ないけれども現場の警察官には捜査感性、直観を養う教育が必要と説いていましたが、組織にいた私の個人的感想では逆だと感じます。機会をつくってそのあたりを鳥越氏に伝えたいと思います。
せっかく優秀な警察組織を作り上げるためにはどのような改革が必要であるかを真剣に考えてくれている方々とはしっかりと意見交換をしていきたいと思います。

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