交通事故の画像解析・映像解析
防犯カメラ、ドライブレコーダー画像解析・鮮明化処理
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交通事故調査方法
当社が行う交通事故調査の方法
乗務員が車外放出されて運転手や乗車位置が特定できない、路面、車内、着衣に飛び散った血痕が誰の血液か、救急隊に搬送される前、死傷者はどこに倒れていたか、現場の塗膜片やブラスチック片は当該事故の物かなどが争点となる特異事件では、裁判が進行するにつれてより専門的で高度な証明が求められる場合があります。
当社は提携会社と協力し下記の科学鑑定が受任可能で、依頼者に誠実に応えます。
防犯カメラ、ドライブレコーダー画像解析・鮮明化処理
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防犯カメラで撮影された車両の速度や移動距離を算出するプログラム
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外見上確認できない着衣の痕跡を科学調査用装置を使用し、有効な痕跡を写真撮影
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緊急自動車が関連する事故や近隣との騒音トラブル、工場や遊園地など日常の生活圏で騒音が問題になる事案のデータ収集
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熟練したドライバーによる、180km/hを超える高速走行実験から日常生活道路での走行実験、雨天時の走行実験、実際の車両間衝突実験を行います。
→【実験】様々な加速度データの収集詳細はこちら
体液や試料に付着のDNAから個人の識別など
血液型・人獣識別・ルミノール検査による血痕の飛散状況検査、その他精液・毛髪鑑定など
自動車塗膜片鑑定・車種推定・薬物鑑定など
自動車塗膜片鑑定・車種推定・薬物鑑定など
供述書・遺言状など署名指印のある文書の真偽確認、印刷インクや用紙の化学分析、指紋による個人識別から最終運転手の推定など
事故に関する全捜査書類
民間調査会社が事故発生時に事故現場に赴き、採証活動を行うことはほとんどできません。多くの場合は警察官が作成した実況見分調書や写真、捜査結果などを記載した報告書、保険会社調査員が作成した報告書によって事故の状況を把握して調査を開始するのが一般的な現実です。
当社はこの現実の中で4つの作業方法を取っています。
「一方の証拠は成立するが他方の証拠と矛盾する」といった現象が生じているうちは事故形態の真相は究明されていないと考えています。
都合の悪い証拠を取捨選択して持論を展開するなど論外です。
合理的な交通事故再現のために
当社が行う事故調査の最終目標は、依頼を受けた交通事故の合理的な再現です。
合理的な交通事故の再現がなされると、その事故で存在が確認された多くの証拠は、必然的に矛盾無く自然に説明がつくものです。
鑑定人の中には自らの鑑定歴や持論、学歴や権威を盾にして、現場の証拠に基づく根拠を示さないまま鑑定結論を導いている方も多数おります。
そういった鑑定書の主要文章は鑑定姿勢に対する持論の展開と自身の経歴等に紙面を多く割いており、肝心な交通事故の再現や痕跡の解析に関しては、実況見分調書や科捜研鑑定に矛盾がないといった内容で鑑定結論を導入しています。
世の中には多くの民間鑑定人(会社)が存在していますが、捜査機関の鑑定結果について民間の鑑定人がその可能性を肯定し追認することは比較的容易に出来ます。
しかし、現場から得られた証拠を示して捜査機関の鑑定(捜査)結果に反証することはきわめて困難なことです。
捜査機関の結果に対応する調査を行うためには、捜査視点に立った調査で反証根拠を見出すことが不可欠です。
何年、何十年と鑑定人の仕事をしていても、この捜査視点に立った着眼点で現場の痕跡を観察する力量は身につくものではありません。
当社代表取締役は、元交通警察官として多くの交通事件事故捜査に従事し証拠を積み重ね、必要があれば裁判官から逮捕状など各種令状の発付を受け被疑者の逮捕、勾留、証拠品の捜索差押を行い、事件事故を送致(検察官に身柄と関係書類等を引継ぐこと)をしてきた現場一筋の第一線捜査員OBです。
この経験を活かし合理的な交通事故再現のために、一つひとつの再現項目に対して現場写真や現存する車両、衣類等の証拠に基づく根拠を示します。
また、これらの客観的証拠が捜査書類ではどのように評価され、取捨選択が行われていたかを検証して報告します。
もちろんこの合理的な交通事故再現のためにおこなう調査方法は、調停や裁判の場で提供される相手方の鑑定書等に対する反対意見書でも貫かれます。